ほぼ一週一ネタgoo

2016年の投稿を最後に滞っていたブログを提供元の閉鎖を機に引っ越し。今後の更新は不明瞭。

盛劇スズメ

2009-06-25 21:03:00 | 動物
もう一週間くらい前のことだが、盛劇にスズメがいた。それも夜に。

架空の劇団では現在、次回公演「風流怪談坊主めくり」の稽古が始まっているのだが、これはその稽古の最中というか休憩時間のこと。

トイレに行こうと、3階視聴覚室からトイレに行こうとして廊下を歩いていたところ

「チュンチュンチュチュチュン!」と、慌てた様子のスズメの鳴き声が聞こえるのである。見れば、ぱたたたっと羽ばたき、壁と天井に阻まれ、床に落下し、それでも「チュンチュンチュチュチュン」いいながら、逃げようとしているのである。

時間は夜の八時半過ぎた頃、スズメはねぐらで寝ている頃であろう。
なんでこんなところにスズメが!

まあ、大方昼間開けていた3階の窓からうっかり飛び込んでしまい、出られないままに、閉められてしまったのだろう。
飛び方のつたなさから見てまだヒナ鳥だ。

ほうっておいても衰弱してしまうだけだから、なんとか捕まえることにした。それにしたって大人のスズメだったらそんなに簡単には捕まらないだろう。

やはり飛び方は下手。でも、変な飛び方でもなかったので、ケガらしいケガはしていないようである。なんとか壁際に追いつめ、両手で包み込むように捕まえた。

チュンチュンいっている。

手の中に包み込むと、命の鼓動のなんと愛おしいことか。
なんてことを考えながらも、基本的に野生生物だから、そのまま窓から放した。まあ、そのまま落下してしまったりしても、それはそれで仕方ない。

それでもなんとか力一杯羽ばたいて夜の街に飛んでいった。

まあ、恩返しに来なくてもいいけど、生き延びててくれればいいなぁ。

また本番だったり

2009-06-13 11:03:00 | 芝居
なんだか本番終わると書くブログみたいだ。
八芝100回記念公演にご来場いただいた皆さんありがとうございました。
おかげさまで、賑々しく100回記念を終えることが出来ました。

初日の「ラブ・レター」ではすすり泣きが聞こえ、中日のコントライブでは、ネタごとに拍手がおき、楽日も12年ぶりの「お婆さんと酒と役人と」を楽しんだ。

俺はといえば、中日にゼミナールにゲスト出演し、結構ウケた。リコーダーが背中の奥の方に入ってしまい、なかなか出てこなかったのには焦ったが、それもまあご愛敬で。
ゼミの前説にもAの代わりに出ることになり、まあ1個くらいネタを仕込んでおかないとと思っていたのだが、空手オヤジの話をしてみたが、まあまあウケた。

この空手オヤジの話も、ネタだったのでここに書こうと思っていたが、話しちゃったからいいかな?
一応書いとくか。

4号線を南下中、中央公民館のところで信号待ちになった。ふと、公民館側を見ると、アクリルの防音壁越しに、奇妙な光景が見えた。

空手オヤジである。

空手の胴衣を着て、電柱に小さい俵状のものを巻き付けている。もしかしてと思って見ていると、やはり。

突きを入れはじめた。どうなんだ空手オヤジ! 電柱を倒そうというのか空手オヤジ!
なにも国道脇でやるこたぁないだろう空手オヤジ! やっぱり胴衣は着なきゃダメなのか空手オヤジ!

そして数日後、今度はグランドホテル側の測道から4号線に出る信号待ちの時、俵状のものを肩に引っかけ、去りかける空手オヤジを目撃。

結構マメにやってる。

ま、そんな話である。

楽日はぶどう座のK先生とのトークショー。演目が20分と短いので苦肉の策っぽいが、実はもともと、100回記念は公演じゃなくて3夜連続トークショーにしようという計画があった。
トークショーだと100回公演にならないのじゃないか? という、至極もっともな指摘があり、日替わり公演にしようとなったが、当初のトークショーという案も捨てがたく、結局、楽日だけトークショーが残った。

K先生の適度のボケが時折笑いを取り、つたない俺の進行でもまあまあそれなりになんとかなった。結局予定より時間をオーバーしてしまい。芝居20分のトーク50分という逆転現象になってしまった。でもまあそれはそれで。

中日楽日の昼間は、高校演劇部顧問のためのワークショップ。人数が少なかったが、それなりに身の上話というか、演劇部として困ったことなどを聞き、それを少しネタにして短い即興芝居を作った。

久しぶりに会う知りあいや先輩などがいて、微妙にやりにくい感じだったが、まあそれもそれで。

打ち上げは、本当の湯田牛乳を美味しくいただきました。まだちょっと若く、夏の味だったようだ。やや酸味が強いが俺は結構酸味が強いのも好きなので。

お婆さんをやったMさんは相変わらず元気でオクラホマどじょうすくいを披露していた。