ほぼ一週一ネタgoo

2016年の投稿を最後に滞っていたブログを提供元の閉鎖を機に引っ越し。今後の更新は不明瞭。

帰ってきた

2008-01-29 22:16:27 | 芝居
昨日の昼間に帰ってきたわけだが、なんだかんだと、やはり刺激の多い数日だった。
なんというか、芝居やってるみんなが貪欲で楽しそう。

若手公演の稽古も見たけど、何とも一生懸命で、オリザさんの「なんか変なことやってください」という宿題にけなげに変なことを考えて提出している。

大体「変なことやってください」って注文はいろいろな要素を含んで面白い。その人にとって「変なこと」で、見た人が確かに「変だな」と思わなきゃいけないので、その「変なこと」について、真剣に考える。

何しろ「変なこと」だから、それほど「変じゃない」ことをやったら「それは変じゃない」とか言われるわけで。

で、また、その様子がおかしいのだな。「あの、変なことなんですけど、○○の飲み残したビールを一気飲みします」と宣言し、やってみたところが、演出が気づいていない、とか、とにかく妙なのだ。

そういや「隣~」の盛岡編でもそういう宿題を出されたのだが、すっかり忘れていた。それが何かということは、本番見たあとに聞いてくれた人には答えてみよう。この「変なこと」のポイントは、やることを宣言してやるということにある。

「変なこと」を意識下に置いて、コントロールしつつ、それが、きちんと「変なこと」であると認識されるように演じなくてはならない。で、それは本筋に関係がない。ストーリーや展開を補強したり、逆に減退させるものではなく、あくまでも独立した「変なこと」が望ましいのだと思う。

どんなに真面目だろうと悲しかろうと悔しかろうと人間は変なことをするものだからね。

なんだか「隣にいても一人」の話になんねーな。いやいや、関西編、熊本編、三重編と見たけど、なんというか、面白かったね。本番前日とかに見ると、ついつい自分のセリフを確認したりしてたね。んで、本番終わった後に見たときは、何となくぬけがらだったね。

各地方言とメンバーの違いによって、ネタが微妙に違っていて、これもまた楽しめた。恐らくこれからも各地で再演されたり、新たな地方バージョンがつくられたりしていくであろう。

ま、そういう汎用性があり、強度もある戯曲を書いてみたいもんだね。

さて

2008-01-24 10:14:21 | 芝居
出発です。大雪です。朝から雪かきで一汗かいちゃいました。

11時10分の山田線に乗り、一路東京です。出発がゆっくりだからと余裕をこいてたら意外と準備に手間取っている。これから荷物を詰めなきゃ。

盛岡とはしばしのお別れで、東京で盛岡をやってくる。

そんなわけで、東京近辺の皆様、どうか見に来てやってください。

たむらさんに行ったよ

2008-01-21 22:35:14 | 食べ物
いやあ、実に久しぶりにたむらさんに行った。土曜日の話だけどね。
山岸に引っ越してからどうしても行く回数は少なくなったものの、やはり、無性に行きたい店である。

柔らか煮、ほっけ、イナダ刺他もろもろ食べ、大満足。旬に遠いのでなすは食べない。見慣れない赤エビというメニューもあり、食ったらやっぱりうまかった。

隣にいても一人の稽古の最終日、打ち上げ以外で飲んだことないので、4人の役者で飲んでみたかったのだ。ちょうどDちゃんが稽古に顔を出してくれたので、誘って飲む。

Yは、頭痛いだの具合悪いだの言ってたくせに、ポン酒をくいくい飲みやがる。「9です」というセリフが、鬼門になりつつあるRちゃんは、酒飲みの血を引いているらしく、これもまたポン酒をくいくい飲みやがる。

なんだかいつも稽古の時に、ほとんど関係のない話でばかり盛り上がり、ついつい稽古を後回しにしているメンバーだけに、飲みの話は面白い。しかしながら、話の大半は忘れた。ま、なんかの拍子に思い出すかも知れないけど。

さて、いよいよですな。



なんて寒いの

2008-01-19 15:53:42 | 盛岡
今日も含めてこの四日間の寒さたるや、あーた、とんでもないね。でもまあ、雪もあんまり降らなくて、やたらと寒いってのは、盛岡らしいといえば盛岡らしい。

連日藪川あたりが全国ニュースで出るあたり、いやあ、人は結構寒いの好きなんじゃないかい? とも思う。

以前移動映写をしているとき、真冬に早坂を越えていったことがある。早朝で、外山あたりから、なんだか暖房が効かない。あとで、確認してみたら、その日は-20度を下回った日で、ちょうど一番寒い時刻に通りかかっていたようだった。

今合併して盛岡市になっちゃったから、もう都道府県庁所在地で一番寒いところになってしまった。

そんな寒中に、来週本番の「隣にいても一人」の稽古が入っている。今日で終わりなのだが、良くもまあ一番寒い時期にぶつかったものよ。一昨日なんか、盛劇取れなかったから、中央公民館の別館の大広間で稽古。いや寒い寒い。暖房つけても、天井にたまりやがって、降りてきやしない。

8月、10月、11月と飛び飛びに稽古をして、今日の稽古で一応通してみるというわけだ。「隣にいても何人?」企画の大トリである。心してかからねばなるまい。

これが終われば、とりあえず去年の10月から続いた1月1本勝負が終わる。なんだかんだと去年やったのが5作品6公演。いやあ、やりすぎだな。

今年は2本くらいに絞ってゆったりやりたいものだと思っているものの、大体2本は決まってるっぽいからな。

あ、記事カテゴリ「盛岡」なのにあんまり盛岡らしい話してないな。あ、盛劇近くで火事がありましたね。いやあ、見慣れた風景が無惨に焼けていた。焼け残った隣の家はまあ、生きた心地がしなかったろう。

火事気をつけなきゃなぁ。とは言うものの、薪ストーブっつーか、薪兼用ペレットストーブなんか使ってると、外出時もそのまんまなんだよね。まずすぐ消えないし。最初はなんか心配したけど、今はもう慣れちゃったね。

むしろ寒いときに夕方でかけるときなんかは、帰ってきたとき寒くないようにペレット足したりして。

やっぱのある生活っていいよ。

つかの間の

2008-01-15 22:45:21 | ノンジャンル
昨日はつかの間の休日。子ども演劇ワークショップを終え、会議や稽古の予定もなく、とりあえず、休みという日。

自宅の外のスロープで、子どものそり遊びに付き合ったり、雪かきでできた雪山を掘って、かまくらにしてみたりと、それなりに楽しんだ。

今回のワークショップでは、三日目の朝、伸びをした瞬間に背中を痛めてしまい、その日非常に動きに不自由するなど、後厄の幕開けに相応しい不幸が俺を襲った。その他、俺の担当したチームに妙に問題児が集まっていたなど、それはそれでとても面白くてためになるアクシデントがあって、楽しくも疲労困憊の六日間であった。

その間、初「ざうお」などを経験し、タイに針を取られたりもしていた。なんだか「ざうお」行くって話したら「エサつけなくても釣れる」だの「釣れすぎて困る」だの聞いていたので、そういうつもりで行ったっけ、釣れやしねぇ。

後半、なんだかイキのいいタイが大量に投入された雰囲気になると、俺の垂らした釣り糸のエビにも食いついたが、針ごと持ってかれてしまった。いやまあ、それはそれで「ああ、針取られちゃったなぁ、やっぱりタイは釣れなかったかぁ」と、懐の痛みを押さえられる口実はつくものの、一抹の寂しさはつきまとう。

ま、アジの引っかけ釣り一匹で、とりあえず子どもは誤魔化したかな。

しかしながら子ども演劇ワークショップは良い企画である。今後の問題は、これ以上受講生が増えた場合の対処だ。やはり、定員でカットするというのが、常道なのかも知れないが、折角受けたいと、かなり難しい日程(連続6日間)を省みず申し込んでくるわけだから、できる限り受け入れたい。

その場合、恐らく現在の体制で受け入れられるのは50人が限界であろう。

でももし、それ以上、例えば100人受けたい! と申し込んできたのならば、それに対応できるような受け入れ方をしたい。

どうすりゃいいかね?

あ、そういや講師の一人Sくんは、年末にフラレたらしい。その報告を聞いたスタッフや講師陣は、みんな満面の笑みを浮かべながら「元気出せよ」みたいなおためごかしを言っていた。なんてひどい人たちだ!

って、一番喜んでたのは俺なんだけどね。

え? 人の不幸は面白いじゃないですか!