ほぼ一週一ネタgoo

2016年の投稿を最後に滞っていたブログを提供元の閉鎖を機に引っ越し。今後の更新は不明瞭。

ベアレン祭りに行く

2023-09-25 14:42:46 | 

 遠野取材の翌日、ベアレン祭りに行った。

 オクトーバーフェストと言いながら、実際はセプテンバーである。何しろ10月になっちゃうと、盛岡は外でビールという気候ではなくなってしまうからねぇ。
 そんなベアレンビールは今年で20周年だそうだ。最初ドイツのマイスターを招いて5人で始まった小さなクラフトビールのブルワリーが、今や全国でも有数の出荷量と知名度を誇っている。
 この、オクトーバーフェストも、恐らく一番最初の頃から行っている。運営も手探りだったので、最初の頃はいろいろと混乱があったような気がする。何しろトイレが少なかった。裏手のレンガ造りのアパートのトイレを開放していたのだが、結構行列が出来ていたと思う。そんな時代もあったのだが、今は日ごとの入場者数もトイレの数も、座席数も大きな混乱なく運営されている。
 当初、おつまみは持ち込みだけだったのだが、今は出店もあり、手ぶらでも満足出来る。とはいえ、ウチは長年の習慣みたいなもので、おつまみをいくつか作って出かけるのだが。 自宅から北山の工場まで、歩いて20分くらい。去年はうっかりチケットを忘れて4号線まで歩いた後、戻って自転車で行った覚えがある。
 オクトーバーフェストはオリジナルジョッキ付きなので、毎年のようにジョッキが増えている。コレクターではないが、捨てることもない。当然たまっていく。カミさんと2人で行ったりするもんだから、家にはベアレンのジョッキが20個くらいある。全部揃ってるわけでもないからアイテムとしては中途半端なのである。そしてきっとこれからもジョッキが増えていくのだろう。ああ、どうしよう。
 前回行ったときは、本宮あたりから来ている若いカップルと隣り合わせになり、酔いが回る頃には何となくお話ししたりしていた。大体ここに来ると、知らない人と喋ったり、知り合いに会ったり、ということが当たり前のようにある。それがまた面白かったりするのである。
 今年は・・・啄木記念館館長のMさんと、そのお友だちのOさんに会った。おつまみをシェアしたりして、楽しく飲んだくれた。


遠野取材

2023-09-19 16:16:21 | 旅行

 架空の劇団第26回公演「スケッチブック-供養絵をめぐる物語-」の取材のために、都合3回目の遠野取材に行った。
 1回目は去年の春、原作者のちばさんと劇団員何人かで善明寺に供養絵を見に行った。そのときのお昼は、Oみさんがどうしてもとある店の味噌ラーメンが食べたいというのでそこに行くことになった。
 Oみさんは、味噌ラーメンの野菜は炒めてあるのが必須で、茹でてあるのは言語道断な人である。遠野のとある店は、ちゃんと野菜を炒めてあって、Oみさんの望みにかなう。しっかり美味しい味噌ラーメンでした。人気店のようで結構待ち時間もあった。
 1年以上前の取材の、周辺の味噌ラーメンについてうっかり長々と書いてしまったが、大体そういうものであると思っていただきたい。
 と、ここまで書いて、あ、4回目の遠野取材だったということに気づく。1回目は、そういや遠野市小友の西来院だった。確かここの取材後には「あんべ」でジンギスカンを食べたのではなかったか? なんか昼食の話ばかりになっているが、まあ大体そういうもんだと思っていただければ。
 この西来院は、数年前、90過ぎだった住職が亡くなり、同じ宗派の附馬牛にある寺の住職が管理しているという。ここにも供養絵が結構あるのだが、無住となっているため、本堂の傷みも激しい。
 善明寺に行ったのは、となると2回目の取材ということになる。ちょうど春のお祭りの日だったようで、近所の広場では、遠野の各地の神楽などが披露されていた。現在でもかなりの数の郷土芸能が継承されていて、出演団体の多彩さに驚かされた。担い手には女性も多く、何というか地域の中心にはそういう女の人たちがいるのだなと思った。
 3回目は、役者の半分くらいを連れて、遠野市立博物館から善明寺というコースをめぐった。遠野市立博物館では前川さおりさんに案内をしていただき、ただめぐるのとは段違いの面白さだった。
 この日のお昼は「遠野食肉センター」。劇団員のN尾さんはラムが苦手だったらしい。もちろんラムだけじゃないので、ラム以外のものを食べたらしいのだが。まあ、そういうことがわかるのも面白い。
 そして17日には、善明寺と、とおの物語の館、伝承館、福泉寺と、ボリューミーなコースを回ってきた。とおの物語の館では、実際に語り部から昔話を聞くことが出来た。語り部は「今日はザシキワラシの話しをします」といって語り出したのだが、話しには馬が出てきて、結局「オシラサマ」を語った。まあそれはそれでご愛敬。
 劇中に「サムトの婆」が出てくるので、それを生で聞きたかったものだが、まあ、仕方ない。生ではなく、館には録音でいろいろと昔話を聞けるブースもあって、そこでは「サムトの婆」を聞けたのだが、効果音の音量が高すぎて、肝心の語りが良く聞こえないという状態だった。これは改善した方がいいな。
 伝承館では、オシラ堂の威圧感に久しぶりに触れ、公演の成功を祈願してきた。伝承館にお昼を食べられそうなところがあったのだが、今は休業中とのことで、近所を探すと、いかにも昭和な「はやちね食堂」というのがあった。こりゃもうそこしかないねと、行ってみると、目の前に福泉寺。
 オレは辛味噌ラーメンなど食べたが、ちゃんと美味しいものでした。福泉寺は、名曲「遠野物語」の歌詞に出てくるが、五重塔があったり、しかもその建立が平成2年だったり、まあ、なんというか、いろいろと面白いところだった。
 まだ続石とか見てないし、まだまだ遠野は奥深いな。


洗濯機を買う

2023-09-12 15:34:15 | 家庭

 洗濯機から異音がし始め、もうすぐ寿命じゃないかと思っていたのは数ヶ月前。いつの間にかその異音がしなくなり、普通に洗濯出来ていたのだが、風呂のお湯取りポンプが壊れたようで、風呂の残り湯が使えなくなった。
 異音がしなくなったところでカミさんが聞いてきた。
「洗濯機ちゃんと回ってる?」
「回ってるよ」
「知り合いが、洗濯機から異音がし始めて、しなくなったなぁと思ったら、軸が折れてて、回らなくなってたらしいよ、音だけして」
 ちょっと心配になって確認してみたが、ちゃんと回っていた。しかし今回はお湯取りポンプの故障である。以前お湯取りが出来なくなったとき、原因はホースの亀裂だった。そのとき、ホースはすでに一度交換していたので、恐らく原因はポンプであろう。
 異音がし始めたところで、すでに買い換えを覚悟していたので、今回は即買い換えよう、となった。
 これまで使っていたのはHITACHIのビートウォッシュ8キロ、2011年製造のものだった。最近の電化製品は、交換部品については7年くらいしか保証していないらしく、まあ、10年も使えば物持ちが良い方であろう。
 では、次にどんな洗濯機を買えば良いのだろうか? 電化製品を買うときにいろいろとリサーチするのは、ネット時代になってかなり楽になった。昨年はついにエアコンを買い、そのリサーチで、ダイキンを選んだ。
 大分前に炊飯器のリサーチの模様をブログに書いたのは2007年のことだったようだ。


 https://blog.goo.ne.jp/abusann/e/f44ddc22ea7ed10aad7bb667ccd43944
 https://blog.goo.ne.jp/abusann/e/af0420b1c1c9b3fc518bc004894e88b6
 https://blog.goo.ne.jp/abusann/e/e7708ebeaaa5c39b5743e182df5d0261

 とまあ熱心にも3回書いている。これは今使っている炊飯器の前の代の炊飯器を買ったときの話だ。このとき買った炊飯器はサンヨー。まだパナソニックに吸収される前、通販生活のピカイチはサンヨーの炊飯器だった。
 
 家電は故障し始めると、連鎖的にいろいろ壊れる傾向があるのだが、ここ数年、順次入れ替えをしているような感じで、同時にいろいろ壊れることはない。そんな状況で、つまり経済的に逼迫しなくてすむ状況になっていて、そうなると、ちょっと欲が出てきたようなカミさん。
 ある日「シャワーヘッド欲しい」と言いだした。「買っていいんじゃないの?」何しろ自分の稼ぎである。そのくらいは使っていただきたい。
 かの佐々木朗希もしゃべくり007に出演した際、シャワーヘッドを欲しがっていることを松川に暴露された。
 そんなシャワーヘッドが欲しいという。どんなシャワーヘッドが欲しいのかというと、ウルトラファインバブルが出るヤツが欲しいのだという。
 ウルトラファインバブルについてはオレも一家言持っている。まあ、欲しい! 出来れば家中の水をウルトラファインバブルにしたい! と思うくらいには一家言持っている。
 ウルトラファインバブルは日本発の技術で、水に圧力をかけ、水中に溶け込んでいる空気をナノサイズまで小さくするものである。それにどんな効果があるかというと、油汚れが落ちたり、浸透力が強くなったり、雑菌の繁殖を抑えたり、とにかくなんかいいことだらけなのである。
 でまあ、洗濯機より先にウルトラファインバブルが出るシャワーヘッドがやって来て、それがまたなかなかイイのである。皮脂汚れも良く落ちるような気もするし、お肌もしっとり、モチッとする。ような気がする。

 で、洗濯機である。

 ウルトラファインバブルの洗濯機はTOSHIBAしかない。

 一択である。TOSHIBAのウルトラファインバブルの出るザブーンである。炊飯器で悩んでいた頃は、子どもがまだ保育園の頃だったが、今は2人とも家を出ているので、8キロなくてもいいんじゃないかと思っていたのだが、店員さんに交渉してみると2万ほど引いてくれたので、8キロで購入を決定。
 その洗濯機が今日やって来た。驚くほど脱水が静かである。さて、試運転してみよう。
 


ビリー・ジョエル症候群

2023-09-03 15:28:37 | 言葉

 しばらく更新しなかったのは、ネタがなかったわけでもなく、ログイン出来なかったからだ。このブログはFacebookと連携していて、どうもFacebook経由で入ることが出来なくなっていて、さてどうしたものか? などと考えてるうちにうかうかと時間が経っていたのだ。

 なんとか入れたので、書きためたってほどでもなく書きためてたことを書いてみよう。今日の日付は2023/09/24である。しかし次の記事もあるので、3週間ほど前の日付で投稿してみる。

 コトは2、3年前にさかのぼる。

 カミさんに
「ピアノマンとかオネスティとか歌ってる人、誰だっけ? 顔浮かぶんだけど名前思い出せない」
 と言われ
「それはあの、アレだよ・・・?」


 思い出せなかったのである。

「ボンジョビ、じゃなくて、エルトンジョンじゃなくて、ジョン?」
 顔は浮かぶ、そう、ピアノマンとかオネスティとか、他にもたくさん名曲があったはずだが、そういうのもだんだん浮かばなくなる。そこでスマホで調べてしまえばすぐに解決するのだが、それもなんか悔しい。それに、そういう、忘れてしまったことを思い出そうとすることによって、脳トレのような効果もあるらしく、思い出したときには、シナプスがつながって、海馬が活性化するのだ、なんて話も聞いたことがある。
 というわけで、調べずに思い出そうとしてみた。
「こういうのはね、1回それを忘れて、別のこと考えてから思い出そうとした方がいいんだよね」
 などと言いながら、忘れたふりをしてしばらく・・・思い出せねぇ! 大体こういうのは2、3日してから、何の前触れもなしにふと思い出すものなのだ。

 そしてそういうことをすっかり忘れて1日半ほど・・・。

「ビリー・ジョエル!」
 思い出したのはオレであった。やったー! シナプスつながったー!
「そうだそうだ、ビリー・ジョエル! ビリー・ジョエルだぁ!」
 カミさんと2人「ビリー・ジョエル、ビリー・ジョエル」と言いながら、なんで思い出せなかったのか? 顔がビリーって顔じゃない。とにかくもう忘れないだろう。ビリー・ジョエルはすばらしいミュージシャンだ! などとひとしきり盛り上がった。
 しかし何の前触れもなく思い出すんだから不思議なもんだ。
 
 そんなことがあって、ついこの間・・・。
「そういやピアノマンとか歌ってた・・・」

 もう忘れないだろうと思ってたにも関わらず、すっかり忘れていた。何でだろう? なぜビリー・ジョエルを思い出せなくなるのだ! 
 今回も数日の後、なんとかビリー・ジョエルをひねり出したが、なぜかビリー・ジョエルを忘れるので、このド忘れに名前をつけておこうと思う。それがタイトルである。これでもうきっと忘れない。
 と言いながら、きっとまた忘れるんだろうなぁ。