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2018.5.19 馬追丘陵  雨ニモマケズ・・・

 この週末は土曜日だけの山行だ。

そして昨日の土曜日は全道的に雨予報。

それもほとんどが終日と言うからどこにも出かけようがない。

そんなときは近場でトレーニング登山と割り切る。

 

 昨日の朝、

この4月から馬追丘陵の麓で暮らすようになったHiromiを迎えに行き、

すぐ近くの馬追丘陵「静台」に向かった。

私は昔から雨模様でも登らずにはいられない性分だ。

登って体力を消耗させないと気がすまない。

そんな私に着いて、そろそろ5年になるHiromiもまた同じ癖が身に付いた。

従って、「雨だからトレーニングだ」と言うと、

ただ一言「OK!」。

実に扱いやすい。

 

 まず馬追丘陵「静台」のFコースから入山した。

こんな雨の日に人が訪れることなぞ考え難いが、

それでも最も人が来そうもないFから入山した。

雨が降りしきり、

車外に出るのがたまらなくおっくうではあったが、

思い切ってスタート。

山に分け入るとまず目に飛び込んできたもの、

それは鮮やかな新緑だ。

低山に新緑の美しい季節がやってきた。

嫌な雨の中でなんとも和ませてくれ、

そこに足を踏み入れ良かったと感じさせてくれる。

そして外気が冷たく、雨具着用でも決して暑くない。

歩いているうちに雨は気にならなくなる。

「静台」の頂上には誰もおらず、

しばしそこから見下ろす風景を楽しんで下山。

スタスタ下って馬追温泉へ移動。

そこから『長官山』に登った。

こちらは針葉樹林が多く、

そのまっすぐ天に向かって伸びる太い木々の景観が素晴らしい。

今年は雪が融けてから初めて登ったかな?

『長官山』に登るコースとしては、

この馬追温泉からのものが最も好まれているが、

やはり雨の日は人影なし。

  馬追温泉登山口に戻るとまた移動。

同じ『長官山』の火葬場登山口へ。

雨の日は長い距離をダラダラ歩くより、

小刻みにロケーションを変えて歩く方がいい。

火葬場コースは下部にぬかるんだところがあり、

それを回避して歩くのが大変だ。

しかし周りを見ると植生が針葉樹から広葉樹に変わり、

これも変化があって面白い。

そして相変わらず人影はなく、

静かな山歩きを楽しめた。

  下山して今度は長沼スキー場へ。

ここから舗装された車道を歩いて『長官山』へ向かう。

雨の日は舗装道路を歩くと、

足元が汚れなくていい。

舗装道路はやがて砂利道へ。

そして「文学台」との分岐点から登山道に入り、

いくらも歩かないうちに『長官山』だ。

この時点で雨がいくらか小降りになってきた。

この日3度目の『長官山』頂上から目にする遠くの景色は、

山あいのガスが晴れだしていた。

  下山後、目の前の「長沼スキー場」の斜面を登ってリフト終点へ。

まだ下草の丈が低いので、容易に登れる。

そして景色がいい。

私はやはりスキー場の風景が好きだ。

広々としてなんとも言えず気持ちがいい。

このスキー場斜面は短いのだが傾斜がきつく、

この日のトレーニングでは下半身に最も負荷がかかった。

草地の急斜面をトボトボ下ると、

ちょうど昼になった。

昼食はアスファルトの上でインスタントラーメンを作った。

二人分を一緒に作ったので、

Hiromiはただの傍観者。

「お前は楽でいいなあ~」。

 

 インスタントラーメンで空腹を満たしたあと、

また舗装道路から『長官山』へ。

そして下山後またスキー場斜面を登った。

結局この日のトレーニングは、

「静台」1回、『長官山』4回、「スキー場」2回であった。

これだけ登下降を繰り返すと、

下半身にそれなりの疲労が残り、

満足感で満たされる。

一旦Hiromiを送り届けてから、

時間をおいて夕方「サイゼリヤ」で「かんぱ~い!」

 

 

 雨にたたられた一日だったが、

終わってみれば静かで楽しい山歩きができたいい一日だったことに感謝!

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