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アリイ 1/144 Mig-25“フォックスバット”(製作代行) #1

2005年12月04日 | 模型製作代行
年の瀬も押し迫ってまいりましたが、
なんとか年内中にもう1機仕上げたいと思っております。
ということで、次はMig-25“フォックスバット”です。



この機体、日本では相当有名な機体ですね。
そうです、1976年9月6日、函館空港に亡命してきたソ連のベレンコ中尉で有名な機体です。

私はこの時8才でしたので、良く憶えていませんが、
その後飛行機少年になってからこの事を知りました。

宇宙服のようなものものしい飛行服を着たパイロットの写真や、
見慣れた西側の機体とはあまりにも違うスタイルに
子供ながらに鉄のカーテンの向こう側の
おどろおどろしい世界(私はそう思っていました:笑)をかいま見た気になったものです。

でもこの亡命事件でMig-25の実体が白昼の元に晒されてみると、
「レーダーはしょぼい」とか「実は真空管を使っている」とか
「エンジンは非力だ」とかいった様々な噂が飛び、
ガキんちょだった私は「なんだ~ソ連の戦闘機ってわりとショボイんだなぁ(笑)」
などと思ったものです。

その後は、ずう~~~っとソ連機に関する私のイメージは
その影響を受け続けていて、
ソ連機=いまひとつな性能なんていうイメージがあるのですが、
今回、こいつを製作していくなかで、
ちょっと真面目にソ連機の検証なんかをしてみようかなぁなどと思っています。

さて、工作の方はもはや私のスタンダードな工作となりつつある
コクピット周りにまず手を入れました。
シートの自作ですね。

今回は以前の反省を生かし、
分厚いキャノピー内側を少し削って、始めからキチンとこの部分を合わせておきました。
キャノピー内側に#400のペーパーなんかあてちゃってますが、
どのみち#2000まで仕上げてコンパウンドをかけるので問題なしです。



で、このキット最大の泣き所、排気管部のどんつき壁な部分は
とりあえず穴を空けて、1/72キットのジャンクパーツから
増槽の部品を利用して、奥行きを作りました。
まだ、荒削りな状態なのでアレですが、
工作が終われば、ストレート組みよりそれなりに見栄えがするハズです。