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東京の中心で、愛媛FCとさけぶ

愛媛出身、東京在住。Jリーグを戦うサッカークラブ・愛媛FCを誇りに応援するblog

日本代表2-0トリニダード・トバゴ

2006年08月10日 | 日本代表
オシムジャパンの初陣。
A3やJチームの海外遠征等でガンバ大阪、ジェフ千葉他のチームから
召集ができないなかでの対戦、そして練習時間もわずか3日というスケジュール
から、これぞオシムという内容になるのは難しいのではと思ってました。


13+5+1。と13人のメンバー発表、そして2度の追加召集で
見る側には驚きを与えてもらい、
召集される選手達は結果を出せばいう印象を強く与えたと思います。

試合はサントスの2得点の活躍で快勝。
内容も選手達が積極的にポジションチェンジを繰り返し、
シンプルにパスをつないて攻撃を演出する。
今回はオシムサッカーを忠実に実践していた選手達ですが、
試合を重ねることで
随所にドリブル突破やミドルシュートといった個のプレーがアレンジできると
さらに試合が面白くなっていく期待をさせてもらいました。

また、テレビ中継で現在のJリーグ最小失点チームランキングや、
各選手紹介の際に所属Jチームでの成績なんかが
これまで以上に紹介されていたのがなんだか新鮮に映りました。
よくよく考えればこれが普通なんですよね。

国内リーグと代表の綿密な関わり合い。
今後のマスコミの報道の仕方も変わることを期待をさせてもらいたいです。

日本サッカーの行方~道化のみが雄弁に語り、賢者は口を閉ざす~

2006年07月01日 | 日本代表
W杯でのグループリーグ敗退、ジーコ辞任、川淵キャプテンのオシム新監督ポロリ発言が連続して起こり、
多くの「言葉」が散らばり、語るべき「言葉」がぼやけてしまってしまった日本サッカー界。

すべてを知りうる人、明かすべき人は口を閉ざし「言葉」を濁す。
ネット上でも多くの方が今回の件について語られてますが、目にした事象のみで語る側は
複雑に散らばった「言葉」の何を拾うかによって議論が変わってきてしまうというのが
今の状況をさらに複雑にしているような気がします。

ということで、私も目にした事象のみで踊らさせて日本代表について語ってみようと思います。
ですので的外れ、検討違い、事実誤認多々あると思いますのでご理解ください。

まず現在、多くの方が川淵氏の新監督発言によって4年間の反省と課題を追求ことがなく
次に進んでいることを問題にし、またジーコ監督就任決定が川淵氏のトップダウンという形で
行われたことに対する責任を問題視していると思います。

では川淵氏が責任をとれば、教会が課題をレポートすればすべて終わるのか?
私は今回、加茂~トルシエ時代のサッカー協会を思い出しました。

トルシエ監督時代は釜本VSトルシエの構図が新聞紙上をにぎわせてました。
監督を評価する存在があり、日本サッカーの強化の為に機能しようとしていた。
加茂監督時代もアジア地区予選前に解任騒ぎがあり、強化委員会によるネルシーニョ監督内定までいきました。
(この件も当時の長沼会長、川淵氏?の独断により続投が決まりましたが、結局予選中に更迭。)

ただ、協会はこの当時の様子がお家騒動のように報道されたことで方向転換したのか?
強化委員会は代表を評価する組織でなくサポートする組織にいつの間にかかわり、
現在、技術委員会と名前を変えたもののW杯後においては表舞台にほとんど登場していない。

思い返せば一連のお家騒動こそ選択に成功、失敗はあれども健全だったのかもしれない。
(ちなみにファルカン時代の強化委員長は川淵氏・・・これをどう取るかによってもさらに複雑になります)

私としての結論は人事どうこうよりも、
サッカー協会の組織、それにかかわるすべての人がいま一度自身見直すタイミングだと思います。
監督選考は代表強化のただの1要素に過ぎない。
監督を変えて強くなるのであればもっとワールドカップ優勝経験国は散らばっているはずです。
日本代表の強化は、若手育成、プロリーグ改革、サッカーにかかわるすべてが繋がる。


10年前に日本サッカー協会の強化委員会から発行されたレポートに
日本サッカーの強化指導における課題が具体的にあげられていたという記事を見つけました。

1、パス・スピードのアップ
2、ワンタッチ・コントロール
3、フィニッシュの正確性
4、判断スピードのアップ
5、守備の原則


このレポートの題は「強化指導指針 1996年版~『世界』と戦う日本代表をめざして~」

ドイツでの3試合で見られた課題はどうだったでしょうか?
このレポートが出されて10年、協会は進むことと同じだけ
振り返ること、立ち止まることを大切にしなければいけないと思います。

W杯グループリーグ 日本1-4ブラジル~それでもサッカーは続く~

2006年06月23日 | 日本代表
1敗1分で迎えたブラジル戦。
オーストラリア×クロアチアの結果によっても流動しますが、
最低でもブラジル相手に2点差以上の勝利が決勝トーナメントに行けない日本。

前半から勝利に向かって日本は試合を進めます。
そして、前半34分三都主からのスルーパスに相手DFの裏に走りこんだ玉田が
渾身の先制点!

いける!日本人だれもがそう信じた至福の10分間でした。

そして、前半ロスタイムにロナウドのヘディングがゴールネットを揺らし同点に。
前半終了間際に追いつかれことが後半も引きずってしまったのかもしれません。
終わってみれば後半3失点の大差での敗退。

世界最高レベルと日本の差をワールドカップという舞台で感じてしまう結果に
なってしまいました。
3点差という単純な結果だけでなく、今日ピッチにたった選手、
そしてベンチに座った選手達が多くのことを感じてくれたと思います。
その感じたものをJのピッチ、代表戦でもっともっと多くのJリーガーに
伝えていってほしい。
日本のレベルをあげるのはわずか数十名の代表候補ではありません。
J1、J2所属選手、そして海外でプレーしている日本人すべてのレベルアップが
代表を強くするんだと思います。

そしてマスコミには、本気で悔しいならもっともっとJを報道してもらうことを
願います。
4年に1度ワールドカップで日本の予選リーグ突破を願い、敗退を嘆くなら、
日本のサッカーを強くする為にも日々の自国リーグに愛情を込めて
時に厳しく報道してもらいたいと思います。

最後に、試合終了後、中田選手が10分間ピッチに力尽きた様子がテレビに
映し出されてましたが、近寄り声をかけたのが宮本選手のみだったことが
今回の代表の雰囲気を物語っていたのかと思います。

2006ワールドカップ  グループリーグ 日本1-3オーストラリア

2006年06月13日 | 日本代表
ついに始まったワールドカップ。
オーストラリア、クロアチア、ブラジルと続く1次リーグを勝ち上がるには
第1戦をきっちりものにしたい。

前半、日本のほうもピンチを招きますが川口の好セーブに救われる。
日本も攻撃のチャンスを何度もつくり前半26分、中村のゴール前へのクロスが
そのままゴールに入り先制!!!

先制点を得て落ち着き出したか日本ペースで試合は進み前半終了。
オーストラリアはヒディングマジックなんてことでどんな戦い方をしてくるかと
思ってましたが結局パワーサッカーかよ、なんて勝利を確信してました。

後半も日本のカウンターが決まりゴール前で惜しいシーンを連発しますが、
なぜか高原、柳沢がシュート譲り合ったパスで何度も無駄に・・・
とにかく無失点であとは追加点すれば勝利は確定なのに、決めきれず
そして前線の動きが鈍くなりはじめる。

そして悪夢は後半39分。
相手のロングスローからの混戦で同点にされ、
44分にミドルシュートを決められ逆転、
そして最後に駄目押しの3点目を入れられ大事な開幕戦での敗戦。

試合終了後は選手、ジーコ、そしてキャプテンまでも呆然状態。
勝てる試合を逆転で勝ち点1さえも手に入れれず、
完全に予選リーグのプランは崩れてしまった。

振り返れば再三のチャンスを決め切れなかった時を悪い流れと判断し、
選手交代で雰囲気を変えるべきだった・・・しかしあの流れでは誰を?
ジーコは小野を選んだけど、そもそもそこに最適な選手がいたのか?
23人が選ばれた時点で、そういう選手が育たなかった4年間が問題なのか?
なんだか話が長くなりそうなので、そんな振り返りは
お偉い評論家さんに任せてここではここらへんで。

これまで奇跡を起こしたジーコジャパンなだけに、同点、逆転されても
勝利を信じてましたが大事な大事な試合で結果が出ませんでした。
ただ、奇跡というのは予選リーグ全体での奇跡だと思いましょう。
初戦を敗れても決勝トーナメントに上がれるチャンスはまだあります。
残り2戦、選手を信じて応援したいです。

日本らしさ、日本人の魂を残り2戦で見せてくれ。
最後まであきらめない戦いぶりをワールドカップで見せてほしい。

日本代表1-0マルタ代表

2006年06月06日 | 日本代表
いよいよ迫ってきたドイツW杯。
最終調整をかねたFIFAランキングもかなり低いマルタ代表との親善試合。
ここで気持ちよく勝って気持ちよく本番にというプランだったと思います。

ドイツ戦での健闘を続けて見せてもらえればと思いました。
前半開始直後に玉田のゴールで快勝してくれると思ったのですが、
結果は1-0の辛勝・・・

後半、4人の交代があったりと、どうしても勝ちにこだわった試合では
なかったと思いますが、この段階で見せるプレーではなかった気がします。

コンディションの問題、相手がやりづらかったということで終わらさずに
しっかりと改善点をチームとして個人としてやれることをやって本番に
望んで欲しい。

君達を信じてる!