がらんどう 吐毒会

雑感で感じたままに…

裸族

2009-04-25 10:29:37 | Weblog
今週の出張時に妻からメールで「真っ裸は危険なので何か着て寝るように」と届いた。私は一日つきっきりで得意先と客先周り及び接待で精神的に疲れた時間にそれは届いた。「何をいまさら」の気分でホテルで読み、一風呂浴びて、改めて夜の町に出かけた。

バーからホテルまでの足取りは全く記憶にない。よくある話しで気づいたら家はしょっちゅうである。帰巣本能が強いのであろう。事件はその時、点けたテレビで知った。

ホテルで服を脱ぎ、そのまま眠った。私は一人の際は着衣しない。家族が出かけて誰もいないときやこのように出張でのホテル時などである。裸族の血が流れている気もする。

以前、困窮時に内へ向かうか外に向かうかと書いた。私の場合はひたすら内、つまり閉鎖的な中での開放感に浸り眠る。外に向かう人は開放感はあくまでも開放の中で、かつ眠るのももったいなくなる。

彼も間違いなく裸族の血が流れている。こう書くと誤解招きそうだが、人が猿からの進化だとすると、裸族というくくりではなく、遺伝子内に着衣に対する拒否的なものが組み込まれているということになろう。それに忠実なものを裸族と呼ぶとしたら、私も彼も裸族である。これを読まれている方の中にも同じ匂いを感じる人がいると思う。

ただ法治国家内では守らねばならないことは多く、抑圧開放も閉鎖内でないと罰せられる訳である。少なくとも他人に恐怖感、嫌悪感与える行為は慎まねばならない。酒が入っていたからで許されるはずもない。気をさらにつけたい。

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