オカンとワンコ

過去と他人は変えられない 自分と未来は変えられる

「プラチナデータ」東野圭吾著

2024年05月13日 16時07分25秒 | 読書
ももんがさん紹介の東野圭吾著「プラチナデータ」
読み始めてすぐに「魔女と過ごした七日間」を思った。
どちらも国民を管理しようとする国家権力を下地に、
そこはやはり納得の着地点かなぁ。



国民の遺伝子情報から犯人を特定するDNA捜査システム。その開発者が殺害された。
神楽龍平はシステムを使って犯人を突き止めようとするが、コンピュータが示したのは何と彼の名前だった。
革命的システムの裏に隠さ れた陰謀とは?
鍵を握るのは謎のプログラ ムと、もう一人の彼。
果たして神楽は警察の包囲網をかわし、真相に辿り着けるのか。
裏表紙の紹介文



「本心」平野啓一郎著

2024年05月09日 23時41分00秒 | オカンのつぶやき
「本心」平野啓一郎著



「──母を作ってほしいんです。」

舞台は、「自由死」が合法化された近未来の日本。

AI/VRの最新技術を使い、生前そっくりの母を再生させた息子は、
「自由死」を望んだ母の、(本心)を探ろうとする。
母の友人だった女性、かつて交際関係にあった老作家……。
それらの人たちから語られる、まったく知らなかった母のもう一つの顔。
さらには、母が自分に隠していた衝撃の事実を知る。
表紙裏にある抜粋文

物語の舞台は2040年代。
富裕層との格差が著しく開いている。
法律で自由死が認められている時代。
母と二人暮らしの主人公の朔也は29才。
リアルアバターとして働いている。
収入は不安定であり、生活費は旅館で働く母の収入と合わせても楽ではない。
ある日、母は
「もう十分に生きた。息を引き取るときには朔也に側にいてもらいたい。」と自由死を選択すると話すが、朔也は受け入れられない。
母は自由死ではなく不慮の事故で亡くなり、
仕事で海外にいた朔也は看取ることができなかったのだ。

かなり複雑な朔也くん。
それでも生活が好転する兆しに安堵した。





小さい冷蔵庫

2024年05月09日 15時29分39秒 | オカンのつぶやき
我が家はごく一般的な冷蔵・冷凍・野菜室の3分割の冷蔵庫だ。
夏になるとこの冷蔵庫が満パンになる。
壱号がスイカ農家であり、オット!も作っているからなおさらだ。
スイカ用にスペースを空けるという理由を全面に出して、
オカンは自分の食材用に冷凍冷蔵庫を買った。
ついでにオーブンレンジもな。

この2つが自室に揃うとますます引きこもりになるか…。


冷凍庫内は2段の引き出しになっていて、これが決め手だったニトリ製。

オーブンレンジは友人Pちゃんに付いてきてもらい、一緒に見て決めた。
「試運転でスコーンを作ろう」と材料を揃えて来たPちゃん。
なのになんと肝心の小麦粉が我が家に無かった(ガ〜ン)。
「粉類はぜんぶミックスしてから持ってくるわ」
てことでお茶して帰っていったPちゃん。
オカンは送りがてらのウォーキング。


公園の桜木はたくさんの実が紅くなっていた。
ピントのズレは風のせいです!(キッパリ)




「YUMING TRIBUTE STORIES」

2024年05月06日 21時50分59秒 | 読書
「YUMING TRIBUTE STORIES」
川上弘美著「春よ、来い」
柚木麻子著「冬の終り」
綿矢りさ著「青春のリグレット」
江國香織著「夕涼み」
桐野夏生著「DESTINY
小池真理子著「あの日にかえりたい
以上6人の作家による短編集



いまも胸にのこる後悔、運命と信じたはかない恋心、忘れえぬ異国の光景、取り戻したかったあの瞬間の空気。
そう、願いがかなうものならば──。
メロディーを耳にしただけで、あの頃の切ない想いを鮮やかに甦らせてくれる永遠の 名曲たち。
不世出の天才シンガーソングライター、ユーミンのタイ トルが、6人の作家によって新たなストーリーへと生まれ変わる。
唯一無二のトリビュート小説集。
裏表紙の紹介文

痛みを伴う話やほろ苦い話だった。
その中で「春よ、来い」がいっちゃん好きだ。



鬼住む山へ

2024年05月05日 19時15分04秒 | オカンのつぶやき
昨夜、孫守り要請があり、今日は予定を変更して近くの低山へ。
伯耆町の鬼住山(きずみやま)は標高326m、登山口からの標高差250m。


つかれた、しんどいが口癖のツー!
オババがしんがりを務め、ツーとミャーが交代で先頭を行く。


約400m歩いて中間地点の展望所(とはいえ展望無し)で休憩。
ミャーはここでおしまい、帰ろうと言い、
ツーがダメェ〜と先へ進む意外な展開。


視界が開けて高度を感じテンション上がる二人。


山頂に到着し暑いから東屋に入ろうと言うのに、
「ここがいい!」とオババのシートを奪って日向に座る。

車で上がってきたオニイサン二人がそれぞれにカメラを構えて新型やくもを撮影しとった。

登りに1時間、下りは30分ほどなのだが、
グリコ、パイナツプル、チヨコレイトと大きな声でジャンケンで遊びながら降りた。
楽しんでくれたようでよかった。
孫守り任務完了なり。