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オカンとワンコ

過去と他人は変えられない 自分と未来は変えられる

中島要作品を四冊

2024年11月11日 11時56分04秒 | 読書
中島要作品四冊


「ひやかし」
吉原に身を売られた武士の娘おなつ。
我が身の不幸を嘆くばかりで、お茶を挽く毎日だったが、あるとき 、自分を見つめる浪人がいることに気付く。
毎日ただ立ち続けるだけの男のことが気になり、おなつは当てつけるかのように客をとって、売れっ妓へと変わっていく。
浪人の真の目当ては!?(素見(ひやかし))
もの哀しくも艶やかに生きる遊女たちの矜持を活き活きと描く全五作の短編集。

「刀圭(とうけい)」
長患いを負い目にし、自害を試みた一三(いちぞう)を救った若き医者・圭吾(けいご)。
日本橋福島町の長屋に居着き、住人から頼りにされていた。
だが、懇意にする薬種問屋の若旦那とのいざこざから、薬が手に入らなくなる。
亡き父から託された教えを胸に刻みながらも、圭吾は志を失いかけていた。
そこに永代橋が落ち、多くの怪我人が出たとの報せが。
小説宝石新人賞作家の長編デビュー作。


「うき世櫛」
十五にして両親を失っ た結は、長屋で首を括ろうとしたところを元芸者の女髪結い・お夕に救われた。
ほかに生きる道のない結は、自らの不器用さを恨みながら、お夕のもとで修業に励む。
だが、贅沢を戒めるお上は、女髪結いの取り締まりを厳しくするばかり。
はたして師弟は江戸の女の幸せを守りぬけるのか!?


「大江戸少女カゲキ団」
花のお江戸の両国に、芹(せり)が女中として働く「掛け茶屋まめや」がある。
芹は幼いころ、役者だった父のもとで芝居の稽古に励んでいた。
しかしあることがきっかけで、芝居や踊りからすっかり遠ざかっ てしまう。
ある日、芹は久しぶりに心の中で踊りの師と仰いでいる東花円(あずまかえん)の稽古所を覗いた。
ちゃんと金さえ積めばあたしだって立派な師匠に弟子入りすることが出来るのに…。
心にうずく妬み心を隠しつつ、踊りへの未練を捨てきれずにいた。
そんな時、花円が突如まめやに現れて、意外な申し出をしてきた──。
待望の新シリーズの開幕です!!!

上記はすべて裏表紙の解説こら引用


刀圭の解説に「ぜひ刊行年順に読んでいただきたい」とあった。
「ひやかし(2014年)」を読んで次に「刀圭(2013年)」を読んだので前後したけど、
初めて活字になったのは「ひやかし(素見)」だから、
順番は合ってたのかな。

初めての作家さん、面白かったな。