ジョー・ウォルトンの著作を二作品。
【画像】「図書室の魔法」
邪悪な母親の野望を双子の娘がフェアリーたちの協力で阻止するも、
主人公は脚を怪我して歩行が困難になり、
もうひとりは命を落とす。
その後、会ったこともない父親のもとで暮らすことになったのだか、
父は姉二人に養われており、姉たちの意向で寄宿学校に送られる。
怪我のため学校に馴染めず、参加できない学科のときは図書室で過ごす。
物語は主人公の日記という形式で綴られていく。
SFが特に好きで読書サークルに参加し、
出会った人たちとの関係を通して成長していく。
『図書室の魔法 上』|感想・レビュー - 読書メーター
ジョー・ウォルトン『図書室の魔法 上』の感想・レビュー一覧です。ネタバレを含む感想・レビューは、ネタバレフィルターがあるので安心。読書メーターに投稿された約321件 ...
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【画像】わたしの本当の子どもたち
今すぐ自分と結婚するか、または別れるか。
この選択によって主人公は二通りの人生を辿る話。
パトリシアという名前も呼び名が変わる。
結婚を選んだトリッシュは九回も妊娠させられ(!)、
死産や流産を繰り返して四人の子供を授かる。
実は、夫はゲイでありそれを隠すための偽装結婚であり、
主人公にとっては苦痛でしかない九回もの妊娠もそのためだったのではないか。
イギリスで男性の同性愛は犯罪だったのよね。
夫の給料のみ(しかも最低金額しか入れない)で、
四人の子供を育てながら暮らすのはきつい。
一方、結婚をしない選択をしたパットは仕事や旅行を楽しむ。
女性と恋愛し暮らすことになるが子供がほしくなる。
仕事で出会った男性の協力で主人公は二人、パートナーは一人、それぞれに授かる。
経済的にも精神的にも豊かな暮らしをしている。
『わたしの本当の子どもたち』|感想・レビュー・試し読み - 読書メーター
ジョー・ウォルトン『わたしの本当の子どもたち』の感想・レビュー一覧です。電子書籍版の無料試し読みあり。ネタバレを含む感想・レビューは、ネタバレフィルターがあるの...
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認知症で施設に暮らす現在では、
二つの人生の記憶が交差してしおり、
読んでいて不思議な感覚に陥る本だ。
忘れないための粗筋の記録。