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オカンとワンコ

過去と他人は変えられない 自分と未来は変えられる

「卒業」「虹を操る少年」東野圭吾著

2025年03月24日 20時04分16秒 | 読書
東野圭吾の著作を二冊

「卒業」

卒業を控えた大学四年の秋、一人の女子大生が死んだ。
親友・相原沙都子は仲間とともに残された日記帳から真相を探っていく。
鍵のかかった下宿先での死は自殺か、他殺か。
彼女が抱えていた誰にも打ち明けられない秘密とは何だったのか。
そして、第二の事件が起こる。

刑事になる前の加賀恭一郎、初登場作。
(裏表紙の紹介文)


「虹を操る少年」

「光にメロディがあるの?」
「あるさ。みんな、そのことに気づいていないだけさ」。
『光』を『演奏』することでメッセージを発信する天才高校生・光瑠(みつる)。
彼の「光楽」に、感応し集う若者たち。
しかし、その力の大きさを知った大人たちの魔の手が忍び寄る。
新次元コミュニケーションをめぐる傑作長編ミステリ。
(裏表紙の紹介文)


「仕舞屋侍」辻堂魁著

2025年03月24日 19時59分21秒 | 読書
「仕舞屋侍(しまいやさむらい)」辻堂魁著


かつて御小人目付(おこびとめつけ)として剣と隠密探索の達人だった九十九九十郎(つくもくじゅうろう)。
だがある事情で職を辞し、今は「仕舞屋(しまいや)」と称してもみ消し屋を営んでいる。
そんな九十郎の家を、ある朝七(しち)と名乗る童女が賄いの職を求めて訪れた。
父母を失ったという七は断っても出て行かず、 父仕込みの料理で九十郎を唸らせる。
「侍」のもとで働きたいという七の真の目的とは?
九十郎の情と剣が、事件と心の綾を解く!
(裏表紙の紹介文)



「くろねこカフェのおやつ」高橋由太著

2025年03月15日 00時20分00秒 | 読書
「くろねこカフェのおやつ 午後三時の蜂蜜トースト」高橋由太著


海を望む古民家風の「くろねこカフェ」。
そこには、寡黙な青年店主の谷中景がふるまう「くろねこのおやつ」がある。
それは景の妹・風花が社長を務める葬儀会社のサービスの一種で、 葬式の後日、故人の「思い出のおやつ」を招待客にふるまうというもの。
人気はあるが、風花は葬儀会社社長としての自分に悩んでいた。
そんなある日、葬儀を担当した故人から、おやつの招待状が届き・・・・・・。
切なく優しいメッセージに感涙必至の物語。
(裏表紙の紹介文)



先日読んだ「泣きたい夜のマロングラッセ くろねこカフェのおやつ」の一作目。
続編では伏されていた景の病と、なぜ風花が葬儀社の社長になったのかがわかった。

そうそう、「楽花生パイ」を味わってみました。
軽く温めて、美味しかったわ。




「まんぷく旅籠朝日屋」シリーズ二冊

2025年03月14日 00時22分00秒 | 読書
「まんぷく旅籠朝日屋シリーズ」高田在子著を二冊


「しみしみがんもとお犬道中」

朝日屋の店先に現れたのは、お伊勢参り中の………………
犬!!!
居合わせた客に「親切にしてやらなきゃ、罰が当たる」と言われ、おかげ犬の獅子丸の面倒を見ることになったが──(第三話おかげ参り)。
新たな仲居おふさも迎え、今日も珍客万来の朝日屋。
そんなある日、下足番の綾人は気になる人影を目撃する。
文庫書き下ろし
(裏表紙の紹介文)



「あつあつ鴨南蛮と桜餅」
朝日屋の主・怜治の元同僚、火盗改同心の柿崎詩門が盗賊に斬られたらしい。
安否を確かめにいった怜治だったが、本人に会うことはできなかった。
そんな折、大坂の呉服屋の老番頭・孫兵衛が、長逗留したいと朝日屋を訪ねてきて………(第一話「新旧」)。
美味しさと痛快さが胸を満たす──心の活力源に、一服どうぞ。
文庫書き下ろし
(裏表紙の紹介文)




「青瓜不動」宮部みゆき著 三島屋変調百物語九之続

2025年03月07日 07時33分45秒 | 読書
「青瓜不動」宮部みゆき著
三島屋変調百物語九之続。

江戸は神田・三島屋で人気の
〈変わり百物語〉
これが最後だ、 もう二度と描かない。
願いと決意。
業と優しさ。
百物語には心がある。

腰帯にこんな言葉があったのでこれが最後かも?と思ってしまった。



第一話 青瓜不動
第二話 だんだん人形
第三話 自在の筆
第四話 針雨の里

お聞きなさい、 一生にただ一つの物語を。
行く当てのない女たちのため土から生まれた不動明王。
悲劇に見舞われた少女の執念が生んだ、家族を守る人形。
描きたいものを自在に描かせてくれる不思議な筆とその代償。
そして、人ならざる者たちの里で育った男が語る故郷の物語。
恐ろしくもあたたかい百物語に背中を押され、決意を固める富次郎、母になるかちかそれぞれが岐路を迎える。
(本の腰帯から)

これで終わりかと思って読みましたら……
まだ続きそうで安堵。