トランスアメリカ

『 トランスアメリカ 』

　男性であることに違和感を抱き、女性になるための最後の手術を控えたブリー。
自分に息子がいることを知ったブリーは、その少年とビート対面。
自分が実の父と告げぬまま、彼と全米横断の旅に出ることに・・・

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０６/０８/０４　【　◎　】
※　　◎・・・よかった　○・・・まあまあ　△・・・もひとつ　☆・・・おすすめ

　面白かったです♪
主演のフェリシティ・ハフマンがアカデミー賞主演女優賞にノミネートされたのがよっく分かりました。
とともに、リース・ウィザースプーンの熱演もさることながら、フェリシティ・ハフマンが落選したのが惜しいなと思えるほどの素晴らしい演技でした。

性同一性障害に悩み、女性になるべく最後の手術を受ける直前の、気持ちは女性なんだけど、身体の一部分だけ男性部分が残ってると言う、ゲイと言ってはかわいそうなほどの男性を見事に演じてました。
声も微妙にハスキーボイスだったし観てる私たちですら、もしかしてほんとにオカマなの？って思っちゃうくらい、中途半端な性の持ち主に見えました。

つい先日観た『 プルートで朝食を 』のキリアン・マーフィの方がよっぽど女性っぽく見えました。


ひょんなことから、自分が男性だった時にできた息子と対面し、一緒に旅に出ることになった元父親(？)気持ち母親の微妙な心理がとても上手く伝わってきました。

立ちションのシーンがあるのですが、なんとも言えず笑えました。

あと、思いもかけず、『 ロード・オブ・ザ・リング 』の違う観かたを知ることができました。