おまけの人生・・・

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壽初春大歌舞伎

2016-01-18 22:00:37 | 観劇・鑑賞など々
昨夜からの雪の中、Nさんと壽初春大歌舞伎を観に行って来た。
こっちは雪にはならず、出る時は雨と風が強く、家から駅まで頑張っていくのが勝負!
着物の裾をまくって帯にクリップで止め、二部式の雨コートのスカートを巻き、コートを着て、
草履にはカバーを履いて出たものの、風の強さで雨が吹き付けて寒い・・・
駅まで必死に行き、後は電車だし、歌舞伎座までは外に出ることもなく行ける。
途中から外の景色を見ると屋根に雪が積もっているのでびっくり!
東京はホントに雪だったんだ~・・・
電車も徐行運転のせいか一駅一駅止まって前の電車が出るのを待っての出発で、歌舞伎座に着いたのが予定より15分遅れた。





お弁当を買って席に付くとあちこちまばらで客入りが少ない・・・
やっぱり、雪のせいで遅れたり来れなかったりの人達がいるんだろう~・・・


今回は奮発して2階桟敷席を取った。
花道が真下に見えたけど、役者さんの背中を見る感じが多かった。
東側の桟敷席からだと遠くて役者さんがよく見えないし、どっちがいいのやら・・・ろれも
オペラグラスを持って行ってたから近くだけどもっと近くに見えた。
解説のイヤホンをつけてたから、踊りの内容や、謡の内容がよく分かってよかった。
『廓三番叟』『義経千本桜 鳥居前』『梶原平三誉石切』『新古演劇十種の内 茨木』の4幕だったが、
どれも面白かった。

三幕目の『梶原平三誉石切』では中村吉右衛門の演技が栄え、
四幕目の『新古演劇十種の内 茨木』では玉三郎の妖艶な女形姿が見れるかと期待していたのだけど、
白塗りの婆様、そして一変して隈取をした鬼の役で睨みまで利かせていたので「玉三郎も隈取をしたり睨みもやるんだ~」と意外だった。
次は花道のそばの席が取れるといいなと話しながら、最後まで楽しむことができた。
最後まで座席が全部埋まることがなくて、来れなかった人達がお気の毒だった。
終わって外に出ると晴れていたのでこれまたびっくり!!!
でも、雪が積もった名残が・・・



帰りに銀座を歩いていると、ブルガリのビルのイルミネーションが目立っていたのでパチリ!