おまけの人生・・・

無理なくボチボチやって行きます・・・(;^_^A

珍道中

2012-10-17 22:52:49 | 旅など々
今日はねーちゃんと九州国立博物館にベルリン国立美術館展を見に行って来た。

フェルメールやレンブラント等の絵画もさることながら、大理石や色んな木材に施した彫刻が素晴らしかった。

特に感心したのが、衣服の日本の彫刻作品とはまた違った滑らかさと細かいところだった。
衣服のドレープされているところなどその生地の柔らかさや、毛皮の襟の毛並みや細かい斑点模様までが伝わり凄いなと思った。


国立博物館は山あいの中にあり、もう少し秋が深まられば紅葉が綺麗だろうなと思った。




博物館を入ったところには博多山笠が飾ってあった。



帰りに太宰府天満宮に寄り、今年受験生を抱えている同僚に学業の御守りを買った。






と、これだけで済めばなんてことはないのだが、行き帰りが珍道中だったのだ…

先ずは国立博物館に辿り着くまでに、叩きつけるような土砂降りの大雨の中、ナビが付いていたにも関わらず、ねーちゃんも私も太宰府天満宮のそばにあるのだから、太宰府インターで高速を降りると思い込んでいたために、ナビがもうすぐ高速出口と言っているのを無視して降りるところを「通り過ぎてしまい、ナビが新しいルートを検索します」と言って初めて「えーっ…
で、大回りをして博物館へ着いたのだった、、、。

だけでは済まないのがねーちゃんと私のデコボココンビ……

帰りはナビの言うとおりに帰ろうねと、私がナビを抱え、ナビが何か言う度に「次は○○の信号で左折」とか「××の信号を右折」とかナビのリピートをしていたのに、ねーちゃんが対向車線の事故を見つけ「うゎーっ、ひしゃげとう」と言ったのでそっちに気を取られてる間に曲がらなきゃならない信号を通過して、またもや「新しいルートを検索します」と言われ「えっ?!」と言ってるうちにすぐに「次を曲がれ」と言われ、「ここよ、ここを曲がらなきゃ!」と大慌て…

やっとのことで高速に乗ってやれやれ…┓( ̄∇ ̄;)┏
「ここまで来ればあとは帰り着く」と言っていたのに………
鳥栖ジャンクションで何故か「左さん行けばいいね」と左車線に入って行き、熊本は真っ直ぐなのに何でかな?と思っているうちに、長崎方面への分岐点まで来てしまい「ねーちゃんこっち長崎て書いてあるよ。熊本は右さん行かなんとじゃなか?」と言うと、Vの字になっている寸前で「どうしよう、間違やかしたどうしょう…」と車を止めようとするので、「後ろから来てるから今ここで車を止めたら危ないからこのまま真っ直ぐ進むしかないよ。んで次のインターで降りて引き返さにゃんたい」と進み始めると、またまた「新しいルートを検索します」と……

「はいはい、間違えましたたい。どぎゃんすればよかっですか?」ともはや諦めと言うか開き直りの境地……………
「約15km直進です」と言われ、「えーっ?15kmちゅーことは帰りも反対車線走らにゃんけん30kmも走らにゃんとね~」とねーちゃんが言った。

結局東背振まで行って出口でお金を払いながら「熊本まで行きたいのだけど間違えてしまって…」と言うと、親切な料金所のおじさんが「料金は要らないから、出てすぐにUターンして反対の車線に入って帰りなさい。鳥栖で間違えたらいかんよ。」と言ってくれ、鳥栖ジャンクションに付いて熊本方面に乗るまでは今度こそ間違えないようにと真剣そのもの!
熊本方面の道に入ってようやくホッとして2人で大笑いのとんだ珍道中だった。

帰ってからいつもの温泉に行こうとしたら、温泉まで行って「あ、今日は水曜日だからお休みだ!」とガランととした駐車場と「本日は定休日です」と書いてある看板を見ながらやれやれ┓( ̄∇ ̄;)┏

おかげで今日も違う初めて行く温泉だった。
ここは家族風呂を主流にしてあり個室がたくさんあった。
大衆浴場と言ってもお風呂は今まで行ったとこより小さくイルカの置物の口からお湯が滝のように流れ出ていて打たせ湯のようで、露天風呂もこじんまりとしていたが、電気にこの街の名物の灯籠がかぶせてあり中々風情があった。
珍道中の後は疲れを癒やし極楽、極楽……