恋するベーカリー

『 恋するベーカリー 』
[監][製][脚]ナンシー・マイヤーズ
[出]メリル・ストリープ　スティーブ・マーチン　アレック・ボールドウィン　ジョン・クラシンスキー　ハンター・パリッシュ

３人の子供を育てあげたジェーンは、N.Y.タイムズ紙でNo.1に選ばれたベーカリーを経営する実業家。
敏腕弁護士の夫と別れ、子供たちや友人と独身生活を謳歌していたが、物足りなさを感じていた矢先、元夫と再会する。

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１０/０３/０９　【　◎　】
※　　◎・・・よかった　○・・・まあまあ　△・・・もひとつ　☆・・・おすすめ

不倫相手が元夫だなんて・・・
そのまんま聞くだけだと何だかなぁ～・・・って感じですが、
お互いのことを一番よく知っているだけに、いいところだけを取り上げてみれば、
それはそれで成り立つのかもしれない・・・

しかし、離婚するからには、それなりの原因や理由があるわけで、
大変な思いをして離婚して、セラピーに通ったり、カウンセリングのＣＤを聴いたりと
精神的にも大きなダメージがあり、それを必死で乗り越えて前向きに生きようとしているのに、
“焼けぼっくいに火がついた”

離婚に至るまでのドロドロ・グチャグチャはきれいさっぱり省いてあり、
その前後の大変だったところもサラ～っとながしてあるからこそ、
お互いの魅力的な部分だけを取り上げてコミカルに仕上げてあったから、
途中何度も吹き出したりしながら最後まで楽しめた。

子ども達３人がとても仲がよいことや、すぐに涙ぐんでしまうところなどとっても可愛くて、
一番下の男の子なんか、卒業シーンが大学と思っていたのにハイスクールだったの？
って思えるくらい涙目のシーンは幼く、可愛く感じてしまった。

でも、一番よかったのは長女の婚約者！
すっごい頼もしくってナイスガイだった。
母と子ども達がハグしているシーンで「僕も混ぜて」と入っていくところなんか
「なんていいヤツなんだ～」って感じで、ああ言う婿は“一家に一台（いや一人）”欲しいところですね～

楽しい映画でした♪

１０－１０　（ １０９シネマズ ）