つれづれすけっち

ワタシらしく。 ワタシなりに。

継続は力なり?!

2009-06-18 22:47:32 | つれづれ
最近、村上春樹さんの最新作「1Q84」が話題ですね。
何やら飛ぶように売れているようで、在庫切れの書店もあるとか・・・
まぁ、小規模の書店ならあるのかもしれませんが、以前見た新聞では
大阪のジュンク堂でも在庫切れだとかなんだとか書かれてましたが、それって本当?!
少し前の記事なので、今はどうなっているか分かりませんが
私の庭(?!)紀伊國屋書店ではちゃんと売ってましたよ。

う~ん、これって少し過剰報道な気がします。マスコミを使ってあおっているような。
確かにファン待望の新作ではありますが、こうでもしなければ売れないのか?
なんて嫌な勘ぐりをしてしまいます。

閑話休題。
お恥ずかしい話ですが、私が村上作品を初めて読んだのは驚くなかれ昨年。
昨年から図書館に行くようになり、そこで初めて「読んでみようかな」と手に取った次第で。
学生の頃「ノルウェイの森」が一大ブームになったのですが、
ブームになったものに嬉々として手を出すのがかっこ悪く思えて(要はへそ曲がりなのです)、
これまでずっとタイミングを逃してきたのです。

これまで読んだ村上作品は「海辺のカフカ」や「ねじまき鳥クロニクル」や、
堺さんがかなり以前に出演した「エレファント・バニッシュ(象の消失)」を含んだ短編集など。
「ノルウェイの森」はいまだに読んでません・・・頑固なのか何なのか(汗)
村上作品って、外国人作家のような雰囲気がありますね。
文体から日本独特の「湿気」があまり感じられないんです。
そして、どの作品にも不思議な世界が広がります。
その不思議さは作品を読み進めて解決するものではないので、
人によってはちょっと納得行かない気持ちになるかもしれませんね。
「1Q84」を読みたいのはやまやまですが、未読作品が多いのでまずはそちらから、と思っています。

図書館は、試し読み感覚で色んな作家の作品を手にすることができるのが魅力ですね。
最初はネットで調べた上で決めた作品を借りるようにしていたのですが、
今は図書館でふっと気になった作品を借りることにしています。
行き当たりばったりのほうが楽しかったりするのです。
最近は、浅田次郎さん、桐野夏生さんをよく読みますね。
エンターテイメイント系から歴史系という幅広いジャンルを巧みな腕で書き分ける
浅田さんは特にお気に入りです。
雫井脩介さんのミステリーも好きです。あの緻密さが好きで、読み出したら止まりません。

図書館に通うようになってもうすぐ1年。こんなに続くとは思ってもいませんでした。
そして図書館で借りて読んだ本がもうすぐ50冊に到達しそうです。
これが私自身の肥やしになっているのかどうかは分かりませんが、続けることに意義があるかな、と。

昔は、本は買うもの、借りるなんてけち臭い!と思っていたところがあったのですが、
足を運ぶようになって考え方がガラリと変わりました。
図書館は私を広い世界に連れて行ってくれるステキな空間なのだと。

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