つれづれすけっち

ワタシらしく。 ワタシなりに。

ウィーンミュージカルコンサート レポート(その1)

2008-05-22 23:08:42 | 感激!観劇!
5月22日 13:30開演 梅田芸術劇場
<出演>
マヤ・ハクフォート
マテ・カマラス
ルカス・ペルマン
マジャーン・シャキ
アンドレ・バウアー
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ウィーン版エリザベート上演1周年記念として開催された
「ウィーンミュージカルコンサート」行って参りました!!
あれから1年かぁ・・・早いなぁ。

コンサートは2部構成で、
ナンバーは「ダンス・オブ・ヴァンパイア」「ロミオ&ジュリエット」、
「レベッカ」の後、25分間の休憩を挟み
「モーツァルト!」「エリザベート」の順で計38曲演奏されました。
(インストゥルメンタルを含みます)

オープニングは「ダンス・オブ・ヴァンパイア」のオーバチュアから。
この曲から入るとは、いい選曲だなぁと思いました。
「ダンス~」のオーバチュアってちょっとファンタジーぽいというか、
これから繰り広げられる未知の世界への期待感、ドキドキした雰囲気が
たっぷり感じられる曲なんですよね。

一番圧巻だったのはマテ・カマラスさんが歌った、
クロロック伯爵のナンバー「抑えがたい欲望」。
マテさんってキレ系の歌、得意ですよね。
苦悩と情熱たっぷりに歌ってくださいました。
ルカス・ペルマンさんの「サラヘ」も良かったです。

「ロミオ&ジュリエット」は日本では上演されていない演目なので
初めて聴くナンバーばかりでしたが、ルカスさんとマジャーンさんの
完璧なデュエットに聴きほれてしまいました。
マヤ・ハクフォートさん、アンドレ・バウアーさんの歌われたナンバーも
ステキでした。

「レベッカ」は今、東京シアタークリエで上演されているんですよね。
観に行きたかったのですが・・・
「わたし」をマジャーンさん、マキシムをアンドレさんとマテさんが歌われて
いましたが、マテさんのマキシムはタイプからしてちょっと違うかな?
アンドレさんのマキシムは渋かったですね~。
山口祐一郎さんはどんな風に歌われるのか想像しながら聴いてしまいました。

第1部は関西では馴染みのないナンバーばかりだったのですが
(私、ダンス~は帝劇で観劇済みだったの良かったですが)
第2部はみなさんお待ちかねの「M!」と「エリザ」。
やはり今回一番の目玉「エリザベート」にたっぷり時間を取った構成でした。

「モーツァルト!」で印象的だったは
「心を鉄に閉じ込めて」を歌うアンドレさん。
レオポルド・モーツァルトは元々彼の持役のため、見事に歌い上げて
おられました。どうしても持ち歌でないと「他の人の歌を歌っている」という
雰囲気が否めなかったのですが、心に染みる切々とした歌声でした。

「ダンスはやめられない」はマジャーンさん。
お上手なマジャーンさんをしても「♪ダンスはやめられな~い」の高音部は
難しそうでしたが、テクニックでしっかり補いながら
歌われていたのはさすがですね。

「星から降る金」はマヤさん。ステキです!!
あんな素晴らしい「星~」を聴いたのは初めてでした。
会場を包み込んでしまうような、壮大で神々しい歌声。最高です。
この歌はマヤさんのソロライブでも披露された歌だそうです。

さて最後は「エリザベート」。
その2に続きます。