HILLCLIMB

力を入れてバイクを造り、力を抜いてバイクで遊ぶ

ホイールの話

2011-09-16 11:51:20 | Weblog
モールトンTSRのエンド幅は135mm。
どうして130mmじゃないのか?
おそらくTSRはオールパーパスモデルだったAPBの治具を加工して製造しているので、135mmエンドのままなのではなかろうか?

TSRはロードコンポを使って改造するのが一般的なので、135mmエンド幅がネックになっている。
そこでロードの130mmハブにスペーサーを入れて使ったりする。


TSRをクルマに積むことが多いkuroさん、ホイールの脱着時にスペーサーがうっとおしいので、クイックシャフトを使って万力のように締め込んでエンド幅を130mmに縮めてみた。



これでスペーサーが不要になってロードハブがスムーズに入るようになったけど、エンドの精度がでてないはずなので工具で修正。



これでホイールはちゃんと真正面を向くはず。
しかしフレームセンターに対してホイールセンターが合っているかどうかはわからない。





HILLCLIMBでは、完成車、オーダー車共にすべてのスポーツバイクはホイールの振れとり、センター出しして組み立てている。



高価な完組ホイールは最初から精度が高いものが多いけど、そこそこの精度だった廉価版のシマノR500シリーズが急に良くなってきたような気がする。
ホイール組み立てロボットがグレードアップしたのだろうか?