(2001/ジェシー・ネルソン監督/ショーン・ペン、ミシェル・ファイファー、ダコタ・ファニング、ダイアン・ウィースト、ローラ・ダーン)
知的障害者の男性が子供を持つが、出産した妻(?)はすぐに家出をする。その娘が7才になった頃、一人で娘を養育するのは不可能だとしてソーシャルワーカーによって親権を奪われようとするが・・・という話。
シリアスな話であるけれども、はて?と首を傾げたくなる事もある。週休10ドルにも満たない収入の男性が、アパートを借りて子供を育てることが出来るのか。少なくとも7才までには育てたようになっているが、その前に逃げた妻(?)にしても、出産に至る前になにか考えるんじゃなかろうか。
後半、親権についての裁判シーンが多くなるが、結構微妙な問題だと感じさせてはくれる。
しかし、この映画の最大の問題は、手持ちのカメラでの撮影が多いこと。
ズームやパンの多いせかせかした編集になっているため、テレビのCMフィルムのように見えるときもある。その為お話が軽く感じられるし、特に女性弁護士役のミシェル・ファイファーがもの凄く大根に見える。
なんで、あんな演出にしたんだろう? ドキュメンタリー・タッチ? それにしてはファイファーの演技はオーバーだし、全体にアップショットが多過ぎる。娘とのシーンもありがちなモノとなっている。
そういうことで、映画としてはチグハグですが、ラストの締め方はまあまあでした。
楽しみは、娘役のダコタ・ファニング。小さい頃の安達祐実そっくりで可愛かったです。それと、ビートルズの曲が色々聴けることかな。オリジナルではないけど。
里親役で「ジュラシック・パーク」のローラ・ダーン、障害者仲間に「グリーン・マイル」のダグ・ハッチソンが出てました。
知的障害者の男性が子供を持つが、出産した妻(?)はすぐに家出をする。その娘が7才になった頃、一人で娘を養育するのは不可能だとしてソーシャルワーカーによって親権を奪われようとするが・・・という話。
シリアスな話であるけれども、はて?と首を傾げたくなる事もある。週休10ドルにも満たない収入の男性が、アパートを借りて子供を育てることが出来るのか。少なくとも7才までには育てたようになっているが、その前に逃げた妻(?)にしても、出産に至る前になにか考えるんじゃなかろうか。
後半、親権についての裁判シーンが多くなるが、結構微妙な問題だと感じさせてはくれる。
しかし、この映画の最大の問題は、手持ちのカメラでの撮影が多いこと。
ズームやパンの多いせかせかした編集になっているため、テレビのCMフィルムのように見えるときもある。その為お話が軽く感じられるし、特に女性弁護士役のミシェル・ファイファーがもの凄く大根に見える。
なんで、あんな演出にしたんだろう? ドキュメンタリー・タッチ? それにしてはファイファーの演技はオーバーだし、全体にアップショットが多過ぎる。娘とのシーンもありがちなモノとなっている。
そういうことで、映画としてはチグハグですが、ラストの締め方はまあまあでした。
楽しみは、娘役のダコタ・ファニング。小さい頃の安達祐実そっくりで可愛かったです。それと、ビートルズの曲が色々聴けることかな。オリジナルではないけど。
里親役で「ジュラシック・パーク」のローラ・ダーン、障害者仲間に「グリーン・マイル」のダグ・ハッチソンが出てました。
・お薦め度【★=世評程には、お薦めしません】
ちぐはぐというのは、カメラの使い方とミシェルの演技があってないと言うことです。合ってないので、(私も)リアリティがないと感じました。女弁護士だけ浮いてるみたいな・・・ネ。
TBありがとうございました。
ダグ・ハッチソンって、ちょっと太めのかたですか?うまく演じてましたね。
では!