私が作った花瓶にヒオウギ(アヤメ科)を入れてみました。
京都の祇園祭りの期間中(7/1~7/31)に、民家の床の間や玄関にヒオウギを飾り、
厄除けにする風習があるそうです。
古くからは、ヒオウギの黒いタネ色を「ぬばたま」と呼び、枕詞として使われてきました。
ぬばたまの 夜の更けぬれば 久木生る 清き川原に千鳥しばし鳴く (山部赤人)
ぬばたまの夜が、更けはてると、久木の生える清らかな川原に千鳥がしきりに鳴くことよ。
という歌が残っています。
久木とは、豊かな生命力をもつ樹木、アカメガシワだそうです。
ヒオウギの剣のような葉と、オレンジ色の花が、夏の訪れを伝えるようです。
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おはようございます。
ヒオウギを使ったそんな風習があること知りませんでした。
黒い種子をぬばたまと言うのは知っていました。
勉強になりました。
ありがとうございました。
こんにちは
私は、花の美しさと花にまつわる話を知る事で、
楽しみが増えています。
Fukurou様のブログも楽しく拝見させて頂いています。
コメントをありがとうございます。😊