庭の隅に咲く「むさしあぶみ」サトイモ科
名前の由来は、武蔵野国で作られた、鐙(あぶみ)
鐙とは、馬の両側に吊り下げて、乗る人が足を乗せる馬具です
むさしあぶみを上から見た写真です 花の形には驚きますが、うす緑色の中に紫色の線が入っていて綺麗なんですよ
伊勢物語の中に、武蔵に下った既婚男性が、京に残した妻へ武蔵鐙(むさしあぶみ)と書いて送った手紙があります
鐙は、馬に乗る時に片足ずつ乗せる事から
男性は、武蔵国に愛人ができた事を妻へ知らせることは「聞ゆば恥ずかし」と書き
されど、妻の事も案じている事を「聞えねば苦し」と手紙にしたためたそうです
京の妻は、「恨む武蔵鐙」と返事をしたそうですよ
むさしあぶみも迷惑な事に使われたものですね
おまけ:
庭の花、今年もオオデマリの木が、たくさんの花を付けてくれました
花は、4月~5月にかけて咲き、花色も緑色から白色へと変わり、清々しい初夏を感じさせてくれます
最新の画像[もっと見る]
- 春の兆し 2年前
- 迎春 3年前
- Happy Holiday 3年前
- しあわせは、歩いてこない…。 3年前
- シャネルのNO5の香り、スイートピー。 3年前
- 柿サンドイッチ、焼き柿 3年前
- 柿サンドイッチ、焼き柿 3年前
- 10月31日は、・・・。 3年前
- ススキの季節 3年前
- ススキの季節 3年前
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます