この度、千家家のご子息さまが高円宮家の典子さまと、ご婚約内定されて、
驚くと共に、お祝い申し上げたい。
出雲大社の宮司の千家さんとはちょっとしたエピソードはある。
ご本人ではなくて、多分、お父様との思い出になる。
昔、ローカルのアマチュア無線仲間と車で九州旅行の際、
出雲大社に立ち寄ったことがある。その時に宮司の千家さんが、
我々確か四人だったけ、四人を出雲大社で特別にご案内していただいた思い出だ。
誰一人知り合いでもなく、予約をしていた訳でもなく、皆、初対面での出会いの中でだった。
夕方のそんな長い時間ではなかったように思っているが、
我々は特別なVIPでもなく、一若造の集まりだったのだが、例外的に、
特別に大社をご案内していただいたのだ。振り返ってみて、なぜ、特別にだが、理由は
思い出せないが、おそらくは現地でハム仲間として交信して知り合ったのかもしれない。
それならば、ご案内しますよというようないきさつでご案内していただいたのかもしれない。
特別に、神殿まで案内していただいた時は、略式の裃(かみしも)のようなものを着けた
記憶がある。それがなければ神殿に入れなかったらしい。
普段公開していない場所らしいが、ちょっとしたお土産までもいただいた記憶はある。
お父さんとは、それだけの一期一会だったが、そのもてなしには感動した。
だって、本当に我々は特別な集まりでなく、ただの一旅行者だったので、
その時の待遇を強く心にとどめているのである。
ありがとうございました、お父様の千家さん。改めて御礼申し上げます。
その時、ご子息さまは生まれていたのかは判らないが、そのくらい古い時代の
エピソードだが、典子さまもいいところへとつがれたように思いますよ。
まぁ、ここで、一市民が書いたところで、どこへも届かないと思うけど、
本当に心優しい千家家と信じています。
出雲大社のご発展心よりお祈り申し上げる次第です。