絶対忘れてならないのが、
いつの世にもある
資源戦争で、資源のない国を支配してはならない。
ただ、そのユーザーとしての国は大切だ。
資源国は価格の維持に努めなければならない。
コロナで航空燃料がダブつき先物価格が下落し、
マイナス価格が出た時があった。その時
パラリンしている国がありったけのタンカーを出した
ニュースを覚えているだろうか?
その石油先物価格が高騰している。
マッチポンプ戦争と呼んでいいだろう。
大切なのは自国が資源戦争かそうでないかの認識で、
身の丈にあった応援せねばならない事で、
ちょうどいい感じだと思う。
ずるいが両国をたてる応援はうまくっている。しかし、
独裁者の国はおそ ろしあ。
もっとこわいのは4000年国で、なんと法人の独裁
システム??を構築しているから、油断大敵。
-資源世界史-
バスコ・ダ・ガマが発見したインド航路は、
イスラム商人のスパイス利権を打破した。
そのため、スパイス貿易の中継地として
栄えていたアラビア、ペルシア、ベネチアは衰退する。
スパイスの供給過多や価格の暴落などを防ぎ、
利益を最大化するため、船主や貿易会社をとりまとめて
一元化したのがオランダ東インド会社。
日本は塩田方式の製塩に薪が使われたが、
森林の伐採が進みすぎて薪が枯渇。18世紀後半には木炭に
代わって石炭採掘が盛んになる。この日本の石炭資源に
目を付けたのがアメリカ。
ペリー提督はアジア航路の蒸気船に
石炭燃料を補給できる拠点とするべく、
日本に開国を迫る。
石炭採掘に際して湧き出す地下水を組みだす動力として
トーマス・ニューコメン(ニュートンではない)
が蒸気機関を開発したのが1712年。
やがて蒸気機関は紡績工場に応用される。
ナチスドイツはバクー油田や北コーカサスの油田狙って
1941年にソ連に侵攻した。
アメリカは自国内のシェールガスの生産体制を固められたので、
海外からのLNGの輸入を大幅に縮小した。そのためだぶついた
カタール産のLNGが欧州市場に安値でなだれ込む。
このあおりを受けて、欧州にLNGを供給してきたロシアの
ガス業界が打撃を受けた。
自動車はエネルギーを消費するものとされてきたが
最近の電気自動車はその逐電機能を生かして、電力需給を
コントロールするエネルギーシステムの一部と化していく。
省エネ・高効率危機の急激な普及拡大は、レアアースなどの
鉱物資源の需給逼迫化を招くリスクを持つ。EVの車載用蓄電池
の電極材としてコバルトは欠かせないが、
EVの普及がコバルトの需給不安定化を予測させる。
日本は全くの無資源国ではないので、本国防衛に徹する。
つまり、ヨーロッパ紛争は後方支援に徹して深入り厳禁。
政治家連中に、おまかせスタンスを取り続けるあんばい。
米国の後ろで指示されるまま動けばいい。
出しゃばってはいけない。
身の丈を考えよう!
そういう事。どこの国も、
本音出さずエゴ丸出しかもね。