日々“RYO”好

ちーばの“RYO”さんは日々“ゴルフ命”に情熱を燃やす!
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石川遼は譲らない「20歳でマスターズ優勝」

2012年01月05日 | Ryo log
 男子ゴルフの石川遼(20=パナソニック)は昨年を世界ランク51位で終え、昨年中に出場権を確保できなかった。今年は4月の本大会直前での世界ランク50位以内という「2次選考」に向けて、12日開幕のソニーオープン(ハワイ)から米ツアーに参戦する。厳しい戦いにも、目標の「20歳でマスターズ優勝」を撤回するつもりはない。

 石川 出場権を取るというより「優勝に向けて3カ月で仕上げていく」という感じでやらないと。

 そのために海外の有力選手とは違うペースでの調整でピークを合わせる。

 石川 みんな秋口あたりにピークを持っていくけど、自分は今しかないと思わないと。序盤を大事に。

 武器のドライバーのレベルアップがテーマの1つ。

 石川 スイングが安定してきているので8割で打ってもヘッドスピードに差がでなくなってきた。8割くらいで打った方が曲がり幅も少なくなってコースも攻めやすくなる。

 マスターズに出場する松山英樹との対決も注目だ。

 石川 英樹が出てきて、比べられて僕はうれしい。選手として受ける刺激というより、ゴルフが注目されることがうれしい。【塩畑大輔】
(nikkansports.com)

石川遼インタビュー #3 20歳でマスターズ優勝という夢

2012年01月05日 | Ryo log
プロ転向後初めて未勝利に終わった2011年を終わって石川遼は今何を感じているのか。そして、新たなるシーズンの展望、小学校の文集に記した“20歳でマスターズを優勝する”という夢を今はどう思っているのか。3回に分けてインタビューのすべてをお届けします。



・小学校の文集に書いた20歳でマスターズを勝つという夢について

将来の夢はなんですか?という質問だったり、小学校とかで自己紹介文とかを書くところに目標はプロゴルファーという風に書きますけど、僕の中の夢は、プロゴルファーになることじゃなくて、あくまで「マスターズ」で勝つことだったんですよ。「マスターズ」で勝つためにはもちろん出場しなきゃいけないんですけど、そこまでのステップとかは一切考えてなかったし、出場するためにプロゴルファーにならなきゃいけないことも、あとからついてきたものなので。

でも、ある意味“プロゴルファーになること”がゴールじゃなかったのは恵まれていたと思う。そういう風に考えていて良かったと思いますね。そして、これからも“マスターズに勝ちたい”ということだけで良いと思うんですよね。マスターズ出場だけを狙ってやっていたら、そこで区切っちゃうと思う。今はまだ今年のマスターズの出場権がないけど、これからの3か月で出場権を獲るっていうよりは、優勝へ向けて3か月で仕上げていくくらいの気持ち。出場権持ってない選手がいうのはおかしいかもしれないけど、でもそういう気持ちでやっていかないと、万が一出られたときに、最初から負けてる状況になっちゃうと思う。とにかく勝ちに行きたいなというのは思ってます。

・20歳のマスターズ過ぎても気持ちが変わることはない?

この状態ならまずないですね。もし、ずっと「マスターズ」で勝てなくても、もし30歳とかで、勝てたとしても、僕のゴルフ人生はそこでは終わらないと思う。一回勝ったらまた勝ちたくなると思うのがゴルフだし、そこで終わることはないと思う。(チャール)シュワーツェルとかも「マスターズ」で勝ったあとこれだけ良いプレーしたりとか見てると、燃え尽きてるという選手は見たことないし、常に追求しながら、ゴルフをやってる。常にみんなレベルアップしてるというように見えますね。

自分ももちろんレベルアップしているけど、同じペースでレベルアップしていっても永遠に追いつけない。だから、各選手よりもほんのちょっとでも大きくレベルアップしていきたい。そうやってレベルアップしていければ最後は絶対追いつけると思っていますね。

・常に話題の中心である“石川遼”であることがめんどくさくなったことはない?

僕は正直居心地良いし、もちろん「遼くん大変だよね」という声を10人いたら6人くらいはかけてくれるけど、4人はうらやましいなという風に思って見てくれている。あんだけみんなに注目されて、あんなに良い試合に出れてとかっていう目でと思ってくれていると思うし、僕はそっちを優先して考えちゃう。うらやましがられる舞台でやれてるんだなと、だから恵まれてると思いますね。石川遼やめたいなとか、もうほっといてくれよと思った瞬間はうらやましいと思ってくれている人に失礼じゃないかなと思いますね。

逆に「大変だね」といってくれてる人もありがたいけど、僕は大変だと思ってないし、忙しいと思ってないです。ただ毎日CMで見てるだけで(笑)。あのCMは1、2時間で撮影して年間流してもらってるだけなので、忙しくないですよ。今もこうやって取材を受けて、大変だなと思う人もいれば、1日から新聞載れていいなという目立ちたがり屋もいると思うし、どちらかというと僕は目立ちたがり屋なんで、全国の目立ちたがり屋のみんなに失礼がないようにしていきたいという感じですかね(笑)



 「マスターズ」で悲願の予選突破を果たし、「WGC-ブリヂストン招待」では米ツアーで初めての優勝争い、プレジデンツカップでの活躍など、国内ツアー未勝利ながら多くの経験と手ごたえを得た2011年シーズン。そして今年はいよいよ小学校の文集に記した夢、“20歳でマスターズ優勝”に挑む。年明け時点では出場権はないが、その高い志と努力で必ずオーガスタの舞台に立ってくれるはずだ。苦悩も味わった1年を糧として、今年は世界の舞台で名前を轟かせる。

<ALBA.Net>

石川遼インタビュー #2 新たなる1年へ向けて、米ツアーへの思い

2012年01月05日 | Ryo log
プロ転向後初めて未勝利に終わった2011年を終わって石川遼は今何を感じているのか。そして、新たなるシーズンの展望、小学校の文集に記した“20歳でマスターズを優勝する”という夢を今はどう思っているのか。3回に分けてインタビューのすべてをお届けします。


・2012年シーズンの目標は?

1つの目標としてはメジャー、WGCもそうだし、それ以外の海外の試合で優勝争いをすること。まだ「ブリヂストン招待」の1度だけしかないので、ぜひ2度3度と経験したいということですね。それとスイングの部分でまだまだ飛距離にこだわりあるので、出来るだけ飛ばせるところまで飛ばせるような力をまずつけて、そこからホールによっては7、8割で打つように使い分けるとか、コースをマネジメントすることを自分の中で課題として持ってます。

・米ツアー参戦について

年間を通してアメリカに居座るのは自分にとっては結構大きなチャレンジになってきますし、今のところそれが大きなメリットを与えると確信は得てないので、どうしようかとは思ってます。でも2012年は賞金シードは目指してやっていきたい。シードを獲れたときどういう風にスケジュール立てていくかは決まってないけど、そういうふうに思えるくらいの手ごたえは感じています。

ゴルフってミスのスポーツで、ミスと付き合っていかなければいけない。完璧はないし、ミスしたときにどう処理していくかが18ホールの中でのマネジメントだと思う。それは年間を通しても同じで、すごく調子がいいときもあれば、なかなか思うようにいかないときもあるし、その繰り返しでそれを整理して年間戦っていくスポーツ。その良いときに優勝争いを出来る実力をつけたいですね。

ブリヂストン招待で優勝争いをしたときに、自分がここにいて良いのかなというとまどいがなかったのは、準備が出来ていた証拠だったのかなという手ごたえは感じています。自分の番というか、今週は自分の週なのかなというときに優勝争いを出来るような実力をつければやっていけると思う。ルーク・ドナルドとかタイガー・ウッズとかは出る試合で優勝争いしているイメージで、あそこまでいくには時間がかかると思うけど、極端な話マキロイみたいに、全米オープンで今週は自分の週だなというときに圧倒的な強さを見せられる。ああいうのは自分としては強くイメージしていますね。

・米ツアーの層の厚さを感じた一年?

今までカベを乗り越えるのは難しいと思っていたけど、カベの高さがわかるかわからないかというのは全然違う。このカベはどのくらいの高さがあるんだろうと考えていたのが09年、10年だったとしたら、2011年はカベの高さがわかったんじゃないかな。やるべきことがわかるというか、このカベを超えるにはこういうことが必要とわかった1年だった。

09年、10年というのは何をやったらあの人達にたどり着けるのか?という段階だったけど、今年はこれを突き詰めていけば同じレベルでやれるんじゃないかなというのは初めて感じましたね。

・新シーズン開幕に向けて

2011年、考えていたことなんですけど、“まわりに流されない”ことを重要にしてて、自分を持って、自分のオリジナリティを出してなにごともやりたいと思っていました。練習も、練習ラウンドもそうだし、一週間の過ごしかたも、あの選手がやってるからこうじゃなくて、もうそろそろ自分のやり方を確立しても良いんじゃないかなと思った年だった。

自分のやり方で世界を目指していきたいし、そのために色んな選手から盗んだりというのはあるかもしれないけど、流されるんじゃなくて、取り入れるというか、そういう風にしていきたい。

そういう意味で、米ツアーでいえば全米オープン、全英オープンとか中盤の各選手がピークを持っていきたいときに、自分もピークを持っていくんじゃなくて、自分の場合は各選手が“春先だから”と思っているときにズバッといきたい。各選手がまだ2月だからと思っている、思っていないかもしれないけどそういうものに流されちゃいけないと思っています。自分は今しかないんだと。技術的に劣っているし、スキを狙ってそういう時期に頑張っていく。僕もシーズン明けはすごく重要にしてますね。

#3 20歳でマスターズ優勝という夢 に続く

<ALBA.Net>