・・・☆★エイン★☆・・・

2008年10月11日 日本で入籍、翌年6月13日 韓国で結婚式 2人&猫2匹の日韓夫婦の生活。

帰ってきてますので雑談

2015年11月09日 07時45分33秒 | DIARY
寒い。
でも雪降ってなくて良かった。


昨日は世界野球プレミアで日韓戦でしたね。日本が勝ちましたね。
エインは途中からチャンネル変えてましたよ。わたしは隣で別なもの見てたし。
日韓戦、見るの嫌だなー気まずくなるなーと何年経っても思う。




……………………


庭の樹木の冬囲いもやっと終わって、休日は映画鑑賞





『博士と彼女のセオリー』
エディ・レッドメインの演技が圧巻
博士本人も、まるで自分の若い頃を見ているようだとか言ったとかいないとか
原作は元奥さん(=邦題の彼女)が書いたそうだけど、綺麗事や介護の大変さが描かれているのではなくて、ただ毎日を過ごしてきてその積み重ねと疲れの過程その結果が、とにかく素晴らしい映像で綴られている。


博士の功績とかはこの映画では掘り下げられてなくて、ただ「博士」と「彼女」のことが描かれる映画で、一部にはその部分で批評があるそうだけど、わたし的には2人の関係が描かれているのが良かったと思う。
でも実際に映画の通りだとしたら、博士の家族も彼女の家族も、博士たち家族に冷たすぎない?

博士の病気の症状が重くなっていって子供も出来て毎日大変なのに、博士がヘルパーを嫌がるから彼女が全部支えてる。
そこに彼女のお母さんのアドバイスが、

『あなた歌うまかったでしょ。聖歌隊に参加してきなさい』

えーー??
介護が大変→歌うたって来なさい。
なんの解決になるの?イギリス聖教(って言ったっけ?)の教え?

博士たち家族が休暇で博士の実家に行く場面。
あれは、博士の両親が新しく田舎に家でも買ったってことなのかな。
んで、その家がアプローチからして階段を登っていかなきゃならないような家で、きっと定期的に訪問する息子(博士)に対する気遣いもあったもんじゃない。それを見つめる彼女の暗い表情。彼女はもう限界なのは誰が見ても明らか。

結婚したらもう娘や息子には無関心なものなのかな。
親から見て病気の子供がいたら、いくら成長して大人になっても心配の対象には変わらないものなんじゃないのかなと思いながら見てしまった。


私が思うこの映画のハイライトは、博士がオーケストラ鑑賞の場面で呼吸不全になってから、彼女に判断が委ねられ手術をすることを選択し、博士が生き残る代わりに声をなくしてしまうところだと思う。

医者も生きていくよりも死ぬことのほうが本人にとっては楽なはずと思う中で、彼女は博士が生き残ることを迷わず選択した。
この場面で、この映画が言いたかったことが最後まで見なくても現れているように感じる。(もちろん、最後まで見てそう感じたのだけれども)


長くなりすぎた。
他にもこの一週間で五本以上見たのに。

とりあえず、一旦終了。