青森県板柳町は、弘前市と五所川原市の中間にあり、林檎作りで有名な町だ。少し北側には以前に散策した「鶴田町」がある。黒石の温湯温泉に行った帰りに、プラスワンの訪問先として選んだのである。だが温湯温泉の記事の際にも書いたが、汗疹と思われる箇所が炎症を起こし、ヒリヒリ痛くて堪らない状態での出発となった。なにしろ服が擦れるだけで痛いのである。この時点では、それが「帯状疱疹」という立派な(?)病気であるとは知らず、単なる汗疹の悪化と思っていたのだが・・・。
黒石から板柳に向かう途中、10年に一度しか見つからないであろう歴史ある商店を3つも見かけた。車が停めにくい場所ではあるが、通常であれば万難排して立ち寄る筈だ。ところが、首が痛くて後方の目視確認もままならない状態であり、それは次回の宿題とした。板柳の町も1時間半ほど歩いたと思うが、段々炎症が酷くなったので、早々に撤退せざるを得なかった。無念である。
考えてみれば、普段は町歩きの際に滅多に喫茶店には入らない。歩き通しなのである。でもこの日は何故か喫茶店に入っている、雰囲気のあるお店だとしても、普段であればスルーするので、やはりしんどかったのだろう。板柳、もう一回あります。
LEICA M9 / SUMMICRON M35mm ASPH