「きらきら日本海パス」というJR東日本の周遊チケットを使い、新潟県の村上市まで遠足に行ってきた。秋田県の羽後本荘駅から新潟県の越後下関までの区間(一部私鉄やバス路線含む)が、2日間2610円で乗り放題となるお得なチケットだ。細かいことをいえばチケットが使える前後の区間とか、そして特急券は別途費用が掛かるなど、これで完結はしない。そこには目を瞑ろう。諸事情から宿泊を伴う外出が難しいなか、このチケットを使えば、僕の住む秋田県から新潟県村上市まで日帰りで往復することが可能になる。重要なのはその点だ。新潟県村上市は僕の住む秋田県からの日帰り遠足を楽しみには、ほぼ限界点だと思う。もちろんコストと時間を度外視し、新幹線を利用すればもっと遠くへ行くことも可能だ。だがそれは遠足とは趣を異にする。鉄道で村上市に行けば、昼食にビールとか〆張鶴を呑むことも出来る。どういう旅になるかは想像できない。単なる壮大なランチ計画なのか、想定通りの大人の遠足なのか、とにかく短い日帰り旅に出よう。
というわけでJR村上駅に着いたのは午前11時少し前。午後3時半までの4時間が今回の遠足時間だ。帰宅時間を遅らせれば一応延長も可能だ。駅を出て歩くと、いきなり村上牛の肉屋さんがあり、良い匂いが漂っている。値段も手頃である。しかし到着早々にいきなり昼食を食べる訳にもいかない(帰りにお土産買いました)。泣く泣く先に進む。しばらく行くと、大洋盛(大洋酒造)の見学用の蔵が出現した。次から次に難敵が出現し、ドラクエか?と思う。とにかく素通りはできないので入ってみる。またここが居心地の良い場所で、1枚110円のコインを何枚か買い、試飲を始める。鉄道で来てよかったと涙が出た。気分的なものもあり、試飲した酒はものすごく旨く感じる。腰を落ち着けそうになるのを「いかん、いかん」と言い聞かせ、外に出た。蔵から出ると、先ほどまで涼しげだった気温は急激に上がり、蒸し暑くなっていた(アルコールのせい?)。ウィンドパーカーを脱ぎ、半袖になる。衣替え当日の6月1日のことで、気分まで軽やかになった。さあ先に進もう。
秋田から新潟方面に行く際は、単純にこれを併用しただけでもお得でした。有人の「緑の窓口」ではこれを勧めてくれました。
バス路線云々は言い訳で、合理化の一環でしょうか。
寂しくなります。バスとかは割引扱いでも良いので、復活してほしいですね。
×日本酒→○日本海 です。
そうそう毎回泊まることもできず、精神的に自分を解放する日帰りの旅。
そう三浦半島の旅みたいな。地の店で一杯やりながら地のものを食べる(食べながら一杯やる、か?)。
追伸:僕も同様に折角の機会なのに、ご飯がいまいちで・・・。明日の記事に出ますが・・・。
村上は良い町ですよ。
鉄道会社は違いますが、小生も「フリーきっぷ」を使いましたしね
自身の本文には書きませんでしたが、お酒、海鮮で良い物が見つからず、“そうだ、麺類だ!”と思ったのは、少なからずとも6x6さんの影響はあると思います
その影響力の恩恵に預かって、カメラを新調したいものですが...
本を読み、飽きたら車窓を眺め、いつの間にかウトウト、極楽です。
やはり鉄道の旅は良い!。瀬波温泉は最近行っていませんが、お気に入りです。バスも鉄道も日本海沿いを走るので、特にこれからの季節は良いですね。
追伸:本来は2日間使える超お得なチケットです。市日だけでも完全に元は取れますが、勿体ないですね。
azutiroさんのかき氷道中は、壮大な遠足そのものですよね。
僕も見習って、ちょい呑み遠足を充実させたいと思います。
運転をするわけじゃないから ひたすら車窓も眺められる!
距離も結構あります
東京からだと 瀬波温泉2泊3日ツアーがあったり
ひたすらバスで秋田か南下したこともあります
6さんの旅はロマンがあります
西部劇で 馬に乗って旅を続けるなんか 妄想の中ではお似合いです(笑)
私の場合はかき氷🍧目当ての遠足になります。