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最上川を見るたびに「五月雨を集めてはやし最上川」の句が反射的に頭に浮かぶ。この状態でも十分綺麗だけど、時と場合を選べば更に綺麗だと思う。さて、このブログでは、あまり人の批判めいたことを書かないようにしているつもりだ。でも、ちょっと思うことがあった。ここ数日の写真は、山形県の大江町という場所で撮ったものだ。僕は駅前に車を停めて、1時間くらい掛けて町を歩いて散策した。その後、車で山の上の公園に移動した。公園入口手前には駐車場があり、公園自体はそこから5分ほど歩いたところにある。駐車場から公園までは実際は細いアスファルトの道路が通っている。身障者の方向けの思いやり駐車スペース(1台分)があるからだ。道中には「車は手前に停めてください。この先には(一般)駐車場はありません」とのメッセージが何個も書いてある。
いるのである。面倒だからといって奥まで車で乗り付ける輩が。何かしら事情がある可能性もあるので、一概に批判はできない。それを承知でいうと、大江町の町中散策の際も、僕が撮っている前に車を乗り付け、肩から誇らしげにEOS-1D系のボディを見せびらかし、脚立に乗った人、まさにその人だった。他の場所でも、交通の邪魔も考えず車を停めて、写真を撮っていた。まあ別にそれだけならまだ良い。僕は自分の脚で歩くけど、人それぞれのやり方があるだろうから。
でもこれだけは言いたい。身障者専用のスペースに車を乗り付けないと、撮ることのできない写真など存在するのか、と。脚立を颯爽と出し撮影ポイントを探す姿からは、身障者用スペースに停める事情があるようには見えなかった。たかが5分歩くのが面倒であれば、写真を撮ることなんか諦めた方が良い。ちなみに、その乗り付けた車はピカピカではあったが、僕の車と同じ車種だった・・・。
X-PRO2 / XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS
カメラ、それもフラッグシップを持つと態度まで偉くなる方もいます。
ケンカして最後はつかみ合いになりそう…あはは。
とある庭園を散策しているとき(写真撮りながらではなく、単に見学していた)、「てめーこの野郎!、画面に入るな!!」と怒鳴りつけた人の胸ぐらを掴んだり、僕も若かった頃ですし・・・。
それしても、フラッグシップとか白レンズを持つと、周囲より偉いと勘違いするなんて、良い歳の人の発想ではないですよね。やはり50代半ばくらいの人でした。
ちなみに車云々は、車でも同様の人がいますが、こちらは僕と同じ車(本人は気づかなかったでしょうが)なので、威張るような車ではなかったという意味です(笑)。