キラサス

(ボロニーズ)サスケ佐助とネネ寧根の 
きのう  きょう あした
  

つながり

2007-04-11 | 那須
キララが1~2歳の頃、よく犬と泊まれるペンションなどに行っていた
育て方を間違えたせいか、過敏症で神経質なキララはどこに行っても
一晩中泣き続け、周りに大変な迷惑をかけた思いから ペンションを諦めて
貸し別荘を利用していた時期がありました

4月も終わる頃 ある貸し別荘のお庭には、遅い山桜が咲き始めていました
その桜に包まれたお庭にレンガとタイルで作られた何かがありました
小さくて見落としそうになったけど、遠目でもとても美しく
近づいていって、花びらの積もった表面を手でかき分けると
「愛するジョージ」と刻まれた文字が目に入りました
その小さな美しいものは愛犬のお墓でした

愛するキララのためにわたしたち夫婦が一緒に楽しめる場所
贅沢とは思いながらも、子供のいない我々にとって犬はかすがい
家族 それを何かの形として残したいという願いをこめて
生まれたのが「きらら亭」なのです

 
キララの可愛さに負けてしまったオット


それから、何度も来るようになった 
雨が降ればドロドロに 雪が降ればツルツル滑り
今ではすっかり自分の家としてワンたちも寛いでいます

キララもサスケもアイコンタクトをよくします
目があった途端にパッと何かが通じてハッとすることがあります
そこに、単純なコミュニケイションが生まれる
フっと結びつく瞬間って感動的で幸せなつながりを与えてくれますね
人間同士って、理屈ではわかっていても何か通じないことがあります
「あなたはいつもそうなんだから」な~んて犬は言わない(笑)


 
ポツン ポツンと山小屋が点在していて 何年も人が入っていない小屋もある

           
素朴すぎというか食材不足な朝ごはん
出来損ないの器にもって。。。
ごはん味噌汁お代わり自由

 
似たもの母息子


40年以上も山中の洞窟で一人で暮らしてきた、という男性の話があった
子供の頃に家を脱げ出して山中に隠れたところ、飼っていた犬が
彼を探しに来たという
あなたにとってその犬は、と訊かれた男性が「親です」と答えるのです
人は何かの「つながり」がなければ生きてゆくことは出来ないものです

こちらが面倒をみてあげなければ生きてゆけないワンたち
「あなたの一生の面倒を見るってこの程度?」なんて言わない

見習わなくちゃいけませーんね