野に撃沈

多摩地区在住の中年日帰り放浪者。ペンタックスK10Dをバッグに野山と路地を彷徨中。現在 野に撃沈2 に引越しました。

尾瀬を歩く②~尾瀬沼東岸から下田代へ

2008-10-16 | ハイキング
 

大江湿原を後にして尾瀬沼を東岸に沿って歩く。結構起伏がある。少し登ったら眼下に湿原にたつ三本唐松が見えてきた。




 浅湖湿原








 この辺はオオシラビソやコメツガなどの常緑樹が多い。その緑がまた紅葉を際立たせてくれるようだ。










 水鳥が数羽見えた。ピーユッという鳴き声からしてヒドリガモだろうか、遠すぎてはっきりとは見分けられない。






 山道には赤い実をつけた植物がめだつ。

 左上がツルリンドウ、右上がゴゼンタチバナ。左下はコケモモ、右下はマムシグサの仲間か。


 枯れかけた草花も多く、その殆どは判別できない。。

 右上ワレモコウ、左下イワショウブで右下はウバユリか。


草紅葉の中にチングルマやヤマハハコを見つけた。










 オンダシ沢を渡り、沼尻平に差し掛かった。









 沼尻休憩所は座る場所がないほど混雑していた。仕方ないので昼食はもう少し行った白砂田代辺りでとることにする。






 昼食休憩をとって少し足が軽くなったようだ。白砂乗越をこえる。再び紅葉が目立ってきた。








 サルノコシカケがたくさんついていた木。


 人の形をした立ち枯れの木



 ツタウルシが真っ赤に紅葉していた。



 やっと今夜の宿のある下田代へ着いた。



早々と風呂と夕食を済ませ、就寝前のひととき外にでてみた。セーターの上にヤッケを着込んでもまだ冷気が肌を刺す。黄昏時の尾瀬ヶ原は無音の世界だ。至仏山の頂の向こうに日が落ちようとしているその時、彩雲が現れた。



 やがて日が落ち、尾瀬ヶ原一帯が乳白色の闇に沈んでいった。

<次は早朝の尾瀬ヶ原と霜化粧をした草花たちの予定>

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