<続き>
悪沢岳を過ぎると樹林帯のじめじめした泥道を暫く行く。小一時間やっと小笠についた。
竹の花が咲いている。
枯れかけたキヌガサソウ。大きな花だ。
ヒメシャクナゲもみえる。
ミヤマダイモンジソウ
小笠から笠が岳分岐まではガレ場の尾根伝いの道だ。陽射しが強い。斜面にはちらほらとニッコウキスゲの姿も見える。
湿地帯から抜けたからか植生も大分変わってきた。ジョウシュウアズマギクやウスユキソウ、ハクサンチドリの花が咲いている。
花を一つ一つ観察すると千鳥によく似ている。
チングルマの実。
大きな岩にへばりついているのはオトギリソウとイブキジャコウソウだ。
やっと笠が岳分岐まで来た。ここから笠が岳の頂上までは目の前だが、この暑さでは登る気力が湧いてこない。
タカネシュロウソウとリンネソウ
再び湿地帯が始まる。片藤沼、蛍池を過ぎた所で日影を見つけ本格的な朝食とする。
近くでホシガラスが木に止まり鳴きだした。2000mの標高では日陰にいると汗が自然にひいて行く。
樹林帯の急坂が始まった。手足で岩や木の根につかまりながら真南に400mを一気に降りて咲倉沢の頭の避難小屋まで。其処から先は北西に折れワラビ平まで再び400mを下る。途中花を見る余裕は全くない。ワラビ平から先は小さなのぼりおりを何度も繰り返す長丁場だ。ツルアリドオシやトンボソウの仲間(クモキリソウか)、イチヤクソウなどを見かけた。
林道に降り立った時は手持ちの水もなくなり、喉が渇いてしょうがなかった。炎天下の林道歩き十数分後、湯の小屋温泉の建物が見え、風に揺れるヤナギランが迎えてくれた時は無性に嬉しかった。
水上駅までのバスは1時間先。それまでは喉を潤し、立ち寄り温泉で汗を落とし着替えてから帰った。
悪沢岳を過ぎると樹林帯のじめじめした泥道を暫く行く。小一時間やっと小笠についた。
竹の花が咲いている。
枯れかけたキヌガサソウ。大きな花だ。
ヒメシャクナゲもみえる。
ミヤマダイモンジソウ
小笠から笠が岳分岐まではガレ場の尾根伝いの道だ。陽射しが強い。斜面にはちらほらとニッコウキスゲの姿も見える。
湿地帯から抜けたからか植生も大分変わってきた。ジョウシュウアズマギクやウスユキソウ、ハクサンチドリの花が咲いている。
花を一つ一つ観察すると千鳥によく似ている。
チングルマの実。
大きな岩にへばりついているのはオトギリソウとイブキジャコウソウだ。
やっと笠が岳分岐まで来た。ここから笠が岳の頂上までは目の前だが、この暑さでは登る気力が湧いてこない。
タカネシュロウソウとリンネソウ
再び湿地帯が始まる。片藤沼、蛍池を過ぎた所で日影を見つけ本格的な朝食とする。
近くでホシガラスが木に止まり鳴きだした。2000mの標高では日陰にいると汗が自然にひいて行く。
樹林帯の急坂が始まった。手足で岩や木の根につかまりながら真南に400mを一気に降りて咲倉沢の頭の避難小屋まで。其処から先は北西に折れワラビ平まで再び400mを下る。途中花を見る余裕は全くない。ワラビ平から先は小さなのぼりおりを何度も繰り返す長丁場だ。ツルアリドオシやトンボソウの仲間(クモキリソウか)、イチヤクソウなどを見かけた。
林道に降り立った時は手持ちの水もなくなり、喉が渇いてしょうがなかった。炎天下の林道歩き十数分後、湯の小屋温泉の建物が見え、風に揺れるヤナギランが迎えてくれた時は無性に嬉しかった。
水上駅までのバスは1時間先。それまでは喉を潤し、立ち寄り温泉で汗を落とし着替えてから帰った。