久しぶりに浜松町からモノレールに乗った。野鳥公園へ行くには流通センター駅で降りる。昼頃着いたので昼飯を食べに隣接する大田市場に寄った。新鮮で安い昼飯を期待して行ったのだが案外だった。
すぐ隣の野鳥公園に行くのに迷ってしまった。歩道のない立体交差の道をぐるぐる回って、やっとどうにか見覚えのある看板に辿り着くことが出来た。そこから坂を登ると平屋の木造立ての管理事務所が見えてきた。
事務所の脇では今を盛とアロエの花が咲いていた。
前は空き地になっていてベンチや遊具が置かれている。
野鳥公園の前は交通量の多い環七が通り、公園の敷地自体も東海道貨物線で分断されている。その上に架かるイソシギ橋を渡って東淡水池に向かう。キンクロハジロ、ヒドリガモ、ホシハジロ等のカモたちが遠く葦原に見える。
比較的近くには、人に慣れやすいマガモやオオバンが泳いでいた。
少し歩くと屋根が雑草で蔽われたネイチャーセンターが見えてきた。
この先、汐入の池には観察小屋が二箇所設けられている。小屋の中には観察用の望遠鏡が備え付けてあったが、大半は取り去られていて使えるものは少なかった。一般に以前来た時より施設の老朽化が見られ、訪れる人の少ないように思えた。
池の棒杭の上では、ユーモラスな仕草でウミウが羽を乾かしていた。
西側にも観察池があったがこちらでは殆ど野鳥を観察することが出来なかった。観察小屋の脇ではスイセンが暖まり始めた春の陽を集めていた。