<続き>
地面ばかり見つめているとつい頭上の木の花を見過ごしてしまう。
珍しいツバキがあった。卜伴(ボクハン)というらしい。
十重二十重とはこのツバキのことか。
満開のミツマタ、赤花もあった。
ショカツサイをバックに鮮やかに咲き始めたつつじ。
ヒュウガミズキやトサミズキも満開だ。
シデコブシはよほど美味しいのか、花弁が鳥に食べられているのが多い。
咲きかけのヤマブキも目に鮮やかな黄色だ。
梅もまだ咲き残っている。
お昼近くになって、狭い園内は人で身動きが出来なくなってきた。もうこの辺で良いだろう、充分花を堪能することが出来た。帰りの城山湖駐車場までは山あいの散策コースをとって歩くことにした。
道の傍らには春を知らせる草花たちがたくさん顔を覗かせている。オオイヌノフグリ、ホトケノザ、ヒメオドリコソウ、ハコベ、タネツケバナ、ナズナ、ショカツサイなどに混じってカントウタンポポやツクシも見られる。
枯れ草の中にヤブレガサも見つけた。
ニョキッと斑模様の茎を伸ばして仏炎苞の花を咲かせている、これはマムシグサの仲間ミミガタテンナンショウだろうか。
畑の一角にある墓地の中ではシキミの花が満開だった。
車道を右に折れ細い山道に入る。木漏れ日の当たる場所ではスミレの仲間が多い。タチツボスミレと違うスミレだということは見て分かるのだが、図鑑と写真を比べても肝心の名前は分からない。
道々たくさんのハイカーに出会う。
全体としては春の芽吹きはまだまだなのだが、よくよく見るとクロモジやキブシ、ダンコウバイ、アブラチャンのように花を咲かせている木々もある。
30分ほど緩やかな山道を登った。途中樹種名の書かれた札のついた木が多いので助かる。登りきって視界が開けたところで、不意に春の爽やかな風が梅の香りを運んできた。
どうやら湖のそばの梅園についたようだ。たくさんの人たちがベンチや芝生に座って昼ごはんをとっている。
我々もあいた所を見つけて持参した弁当を食べることにした。春の陽だまりと梅の香りと軽いハイキングの火照りを醒ましてくれるそよ風、これ以上望むことはない。かって岡林が歌ったような「もうしわけないが気分が良い」そんな感じを暫し味わった。食事の後は湖畔の野鳥観察台まで腹ごなしに歩いた。
帰りは午後浅かったので津久井湖の花の園地を覗いてから帰った。
地面ばかり見つめているとつい頭上の木の花を見過ごしてしまう。
珍しいツバキがあった。卜伴(ボクハン)というらしい。
十重二十重とはこのツバキのことか。
満開のミツマタ、赤花もあった。
ショカツサイをバックに鮮やかに咲き始めたつつじ。
ヒュウガミズキやトサミズキも満開だ。
シデコブシはよほど美味しいのか、花弁が鳥に食べられているのが多い。
咲きかけのヤマブキも目に鮮やかな黄色だ。
梅もまだ咲き残っている。
お昼近くになって、狭い園内は人で身動きが出来なくなってきた。もうこの辺で良いだろう、充分花を堪能することが出来た。帰りの城山湖駐車場までは山あいの散策コースをとって歩くことにした。
道の傍らには春を知らせる草花たちがたくさん顔を覗かせている。オオイヌノフグリ、ホトケノザ、ヒメオドリコソウ、ハコベ、タネツケバナ、ナズナ、ショカツサイなどに混じってカントウタンポポやツクシも見られる。
枯れ草の中にヤブレガサも見つけた。
ニョキッと斑模様の茎を伸ばして仏炎苞の花を咲かせている、これはマムシグサの仲間ミミガタテンナンショウだろうか。
畑の一角にある墓地の中ではシキミの花が満開だった。
車道を右に折れ細い山道に入る。木漏れ日の当たる場所ではスミレの仲間が多い。タチツボスミレと違うスミレだということは見て分かるのだが、図鑑と写真を比べても肝心の名前は分からない。
道々たくさんのハイカーに出会う。
全体としては春の芽吹きはまだまだなのだが、よくよく見るとクロモジやキブシ、ダンコウバイ、アブラチャンのように花を咲かせている木々もある。
30分ほど緩やかな山道を登った。途中樹種名の書かれた札のついた木が多いので助かる。登りきって視界が開けたところで、不意に春の爽やかな風が梅の香りを運んできた。
どうやら湖のそばの梅園についたようだ。たくさんの人たちがベンチや芝生に座って昼ごはんをとっている。
我々もあいた所を見つけて持参した弁当を食べることにした。春の陽だまりと梅の香りと軽いハイキングの火照りを醒ましてくれるそよ風、これ以上望むことはない。かって岡林が歌ったような「もうしわけないが気分が良い」そんな感じを暫し味わった。食事の後は湖畔の野鳥観察台まで腹ごなしに歩いた。
帰りは午後浅かったので津久井湖の花の園地を覗いてから帰った。