野に撃沈

多摩地区在住の中年日帰り放浪者。ペンタックスK10Dをバッグに野山と路地を彷徨中。現在 野に撃沈2 に引越しました。

大山頂上から

2007-07-29 | 野の花
 頂上直下の避難小屋。その脇を登ってきたのは4歳と6歳の子供連れの若夫婦だった。


 小屋の向こうに海が見える。右から日本海、中海、そして左側には宍道湖。


 長く伸びているのは島根半島、突端は美保関灯台。


 米子市街と中海。


 東側は崩落のため立ち入り禁止となっている。その先には最高峰の剣が峰(1729m)がある。


 南西の方は低い山々がはるか遠くまで連なっている。条件がよければ四国の山なみまで見えるという。


 充分堪能したのでそろそろ下山するとしよう。帰りは石室コースを取った。


 石室の前に小さな池塘があった。


 やっと色づき始めたナンゴククガイソウ。


 ヤマハハコの仲間


 ヒョウモンチョウの仲間


 下山コースの合流点


 6合目を過ぎた所で右折し、行者谷コースへ

 
 クサアジサイ


 これはヤマアジサイか

 
 30分ほどの下りで元谷へつく


 大山寺の奥宮。ここでやっと渇いた喉を潤すことできた。


 ここからは日本一長いといわれる自然石の歩道を下って帰った。


 帰り道、大山寺は逆さに読むと人生だ等とくだらないことを考えながら、だらだら坂を下っていった。バス停の土産物屋に果たしてビールが置いてあったかなぁと心配しながら。

 

大山夏山

2007-07-28 | 野の花
 梅雨明けを思わせる夏の強い日差しの照りつける中、中国地方の雄峰大山に登ってきた。標高差1000m余りの急な坂道の連続する登山路だったが、8合目付近までは木立も多く緑陰を楽しみながら登ることができた。ただ失敗したのは水分補給。ゆっくり行って5時間弱のコースと高をくくって、500mℓのペットボトル2本しかもって行かなかった。途中水場は全くなかったので、下山路は喉が渇いてしょうがなかった。

 山行概略;7時40分米子駅からバスに乗る→8時半大山寺到着、10分ほど歩いて大山寺橋を渡り夏山登山口へ→大山寺阿弥陀堂による→9時半、5合目通過→9時50分6合目避難小屋で小休憩→10時半、八合目稜線に出る→10時50分頂上→11時10分下山開始→11時20分石室通過→12時前、分岐を右に折れ行者谷へ→12時20分元谷に着く→12時40分大山寺奥の院→1時過ぎ、大山寺バス停到着

 出会った人;自衛隊の2分隊を含め、多数で数え切れず。

 大山寺バス停


 阿弥陀堂


 ヤマブキショウマ


 5合目付近にあった祠と石碑


 6合目避難小屋で休憩する自衛隊の若者たち、途中何度も抜いたり抜かされたりした。


 オトギリソウ


 やっと稜線に出た。眩暈がするほどの強烈な日差しだ。眼下に弓ヶ浜、中海、島根半島が見える。はるか沖合いには隠岐の島まで見える。


 

 アザミ


 イヨフウロ

 
 シモツケソウ


 頂上前の長い木道


 大勢の人が憩っている。


 360度ぐるりと展望がきく頂上では、4歳の子供から見たところ70を越えていそうなお年寄りまで、老若男女を問わず多くの人がゆったりと達成感にあふれた顔で昼食を取っていた。

 弥山頂上(1709m)。この先の剣が峰が1729mで最も高いのだが、崩落で登山禁止となっている。
 
 

米子中海の夕景

2007-07-26 | 旅行
 昨日、二泊三日旅を終えて鳥取から帰ってきた。数年前から行きたいと思い続けていた中国地方の名峰、大山への登山が目的の旅だった。予定していた列車に乗り遅れるなどはあったものの、幸い天候には恵まれた。

 初日に泊まった米子の中海の夕景を数枚あげておこう。



 湊山公園から見た大山


 ボート(シーカヤック?)の練習をしていた。


 

 

 
 

 


 何時の間にか、光は色を、空気は熱を失って山風も吹き出したようだ。
 


7月の花たち

2007-07-22 | 野の花
 今月に会えた花たちの中から、まだアップしていないものを。 

 ヤマオダマキ、如何撮ってもそれなりに絵になる。


 独特の花色を持つカキラン


 初めて目にしたオオバノトンボソウ


 これも初めてだったクモキリソウ、出会えたときは嬉しかった。


 ギンリョウソウは今年随分見たが、この黄褐色の糸状のものは蕊なのか?


 ツリガネニンジン


 ちょい醜悪な顔を持つ、ウマノスズクサを見たのも初めてだった


 ヒヨドリジョウゴの花葉、蕊の黄色がポイント


 もう少しで固い蕾もほころびそうなレンゲショウマ、山に咲く魔性の花だ


 マムシグサの実は夜店のバナナチョコに似ている


 ヨウシュヤマゴボウも光線次第で繊細な花に見える


 トリは大きな葉に包まれたキツリフネ

     <終わり>

乙女高原の虫たち

2007-07-20 | 野の花
 


<前回からの続き>陽が殆ど射さず深い霧におおわれていたせいで、虫たちもじっとしていてくれて撮り易かった。撮った虫たちの写真を眺めながら家にある図鑑で調べてみたのだが、全く分からない。小学生用のポケット図鑑なのでしょうがないのだが、分からないと気になるので、ネットで調べてみたのだがそれでもさっぱり分からない。頑張って大きな昆虫図鑑を買うしかないのか。



 コガネムシのような体色をしたこの虫はオトシブミ科チョッキリの仲間らしい。

 とらふ模様の精悍な虫。



 これはよく見かける虫なのだが、科さえわからない。


 形からするとゾウムシの仲間か。


 図鑑ではキンイロジョウカイという虫にそっくりなのだが…。



 タテハチョウ科のヒョウモンチョウ。


 ヨツバヒヨドリの花の上にまたがったこの虫も???


 愛くるしい目をしたセセリチョウの仲間。


 これは一体何???


 クガイソウとキンバイソウと葉先の虫。


 最後のおまけ。最近造成されたダム湖、乙女湖と名付けられたらしい。