野に撃沈

多摩地区在住の中年日帰り放浪者。ペンタックスK10Dをバッグに野山と路地を彷徨中。現在 野に撃沈2 に引越しました。

コゲラ

2007-02-28 | 野の花
 コゲラは日本最小のきつつきという。太い幹から細い枝やツルまで巧みに移動し、幼虫や木の実を食べる。最近は都市部でも良く見られるようになって来たが、体色が木肌に似ていて、しかも小さく目立たないので気がつかない人が多い。
「ギィーッ」という鳴き声だけは分かりやすいので、鳴き声がしたら周囲の木々を見回すと良い。
しかも鳴く時は連れがいるときが多い。









 それにしてもちょこまかと良く動く。ちょっと目を離していると何処へ行ったか分からなくなる。と思ったら、枯れ枝の先から顔を出した。





 暫くカメラで跡を追い掛け回していたら、不審者の存在に気づいたのだろうかギィーッとひと声放って飛び去っていた。

小石川植物園④

2007-02-24 | 植物園
 園内では他にもたくさん春の芽生えを感じることが出来た。


 これは咲きかけていたトサミズキ。素朴な花姿がなんともいえない。


春の到来を知らせる花の代表の一つ、ネコヤナギも咲いていた。


モクレイシの花。小さいかわいらしい花をびっしりと枝先につけていた。


カンヒザクラ、もう少しで咲きはじめそう。


ニシキマンサクと書いてあった。花弁の黄色の根元に赤みがあるのが特色か。

園内にはからすのほかに沢山生き物がいた。散水機を水場にして集まっていたウソ。



他にも随所で野良猫たちを見かけた。中で一匹だけ擦り寄ってきたのがこの猫。年齢不詳のなんとも不思議な雰囲気を漂わせていた。




小石川植物園③―梅園

2007-02-23 | 野の花
 この植物園は梅園と菖蒲園が名高い。ハナショウブは6月でまだ先だが、訪れた頃は梅が見頃を迎えていた。写真は色変わりで咲く”思いのままに”。白梅だと思っているとその中に一輪だけ紅梅の花がまぎれていたりする面白い花だ。


 これは色の濃い鹿児島紅、時期が終わりかけていたのが残念。



 梅の花は好きなのでいつも幾つかの梅園を回るのだが,今回は珍しい、まだ見たことのない品種を見ることが出来た。決して枯れかけてる訳じゃない。花弁が細く蕊だけが異様に目立っている。見目麗しい花姿とはとても言い難い。。品種を記した札には「黄梅△△」とあったのだが、モクセイ科の黄梅とは全く違うので少し変だ。単なる記憶違いかもしれない。

小石川植物園②

2007-02-22 | 植物園
 花芽を見かけたのは何時のことだったろうか。ひょっとすると年の変わる前だったかもしれない。随分待たされたものだ。やっと数輪綻びはじめたミツマタに出会えた。その姿よく見てみると小さな亀のようだ。まるで首を精一杯伸ばして春の到来を待ち構えているようじゃないか。

小石川植物園①

2007-02-21 | 野の花
 昨日の休日は都心に出て、小石川植物園に行ってきた。去年の3月以来なのでほぼ一年ぶりになる。梅園があるのに相変わらず人が少なく、カラスとねこが我が物顔に闊歩していた。

 写真は園内で一本だけ咲いていたカンザクラ。