野に撃沈

多摩地区在住の中年日帰り放浪者。ペンタックスK10Dをバッグに野山と路地を彷徨中。現在 野に撃沈2 に引越しました。

尾瀬を歩く~大清水峠から大江湿原へ

2008-10-14 | ハイキング
 夜行バスに乗って一泊三日の強行日程で、秋色深まる尾瀬を歩いてきた。

 [行程概略] 
 <1日目>23時池袋出発、41人の乗客でバスはほぼ満杯→4時40分大清水峠到着→20分ほど明るくなるのを待ってから歩き始める→一の瀬6時10分ここで朝食→三平峠7時40分→三平下8時5分→8時半ビジターセンター着、長めの休憩をとる→大江湿原散策→9時50分尾瀬沼の北岸を通って沼尻へ→11時沼尻到着、人が多いので休まず通過→11時半白砂田代で昼食とする→13時10分、下田代の小屋に着く。手続きすませ仮眠をとる。風呂は15時45分から、夕食は17時半。就寝は21時、消灯と同時だった。

 <2日目>朝5時起床、朝食は5時半。朝食後付近を歩いて撮影。→7時宿を出て赤田代方面へ向かう。20分ほどで分岐へ→左折して東電小屋、ヨッピ橋方面へ→8時東電小屋着→8時20分ヨッピ橋分岐、左折し竜宮十字路へ→9時竜宮十字路→9時半中田代三叉路→10時15分山ノ鼻、休憩後自然研究路を歩く→11時15分山ノ鼻出発→12時50分鳩待峠着、ここで昼食→14時15分ツアーバスに乗って帰宅、連休の渋滞で19時半着の予定が21時となった。

 歩き出して暫くはヘッドランプが必要だった。


 やっと空が白み始めてきた。ススキ越しの朝焼けが眩しい。


 一時間歩いて一の瀬休憩所に着いた。先客は5,6名。


 三平橋を渡った。マットで靴底の泥を落とし、ここからが本格的な登りだ。


 枯れかけている葉が多いが、時おりはっとするような紅葉に出会う。




 枯れながらもまだ色を残していたフジアザミ。


 アキノキリンソウも少しは咲き残っている。



 十二曲がりを登りきった所で見晴らしがやっときいてきた。






 薄暗い樹林帯を登りつめて行く。気温が低いので汗はそんなに出ない。見通しはまるできかないので下を向いて歩いていたら、シラタマノキの実を見つけた。


 出発して2時間半、三平峠(1760m)に着いた。ここが今回の旅の最高地点。後はゆっくりを下るだけだ。


 木道の上の霜が滑るので慎重に下り、思ったより時間がかかってしまった。
 
 人で賑わう三平下の休憩所

 そのまま尾瀬沼の東岸を行く。エゾリンドウの紫が美しい。



 湿原の向こうに燧ケ岳の雄姿が望めた。


 長蔵小屋前に着いた。


 ビジターセンターで疲れた脚を休めてから、大江湿原を散策する。
 



 沼山峠からもハイカーが次々やってくる。







 中央が尾瀬沼の畔に立つ三本落葉松。大江湿原のシンボルツリーだ。夏、ここはニッコウキスゲで黄金色に染め上げられる。









 <続く>


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