子育て・私流

子供を三人育て、孫も五人になった。
男親の私がどのように考え、子供や孫に接してきたかを書く。

子育て・私流 21 次女の就職

2007年01月26日 | 60年前の戦争体験
「三人の子持ちは笑って暮らす」というが、我が家ではそうも行かず。ばたばた、おたおたと、その日・その日を追いかけてきた。

長男 24才 長男は自分で選んできたコンピュータ会社に就職し1年経った。
長女 21才 長女は信用金庫に勤めて3年経過した。もう、この年代になると化粧もそこそこ上手くなり、女っぽくなってきた。
次女 18才 次女は今年卒業で就職先探し。長女にも言った短期大学を薦めたが進学する気持ちはまったくない様子。

当時の私は 54歳  (現在76才だ。)

そうだ、長男の就職に伴う我が家への「食費」を入れさせることを書き忘れてきたので、このことを先に一言。

長女の就職の時には、「食費」として、35,000円家庭に毎月入れろ。と私が要求したが、ていよく値切られて30.000円に減らされた。

《私の考えの基本》月給の三分割。 ①家庭に1/3。 ②1/3は自分のために貯蓄。 ③1/3は自分が使う分。

それでもまだ、月給の1/3以外に、自分で使える部分のボーナスが丸々残っているので、洋服や遊びごとに使っても十分あり余る金額のはずだ。
今度長男に要求した「食費」の金額は、45,000円。

どんな風に「食費」の金額を決めるのか、内緒で言うが、こうだ。「新聞などをよく見ていると、今年の初任給の水準などが記事として載ってくる。」これを、私はメモして置く。月給は、其処から(税金・社会保険・社内積み立て金など)が差し引かれるから。大卒の初任給が、仮に17万円だとしたら、25%程度を差し引きた、残り金額に30%(17万×25%=4.25万=約13万円。

13万円×30%=約4万円(45,000円を要求した根拠)私がややサバを読んで多めにしてある。結局は、長男との話し合いで「4万円」に値切られてしまった。

言っておくが、子供から「食費」として入れさせた金銭は、私名義で積み立てておくことにしていている。我が家の家計には一銭も使わない。ここが、「肝心なところだ。」「ゆくゆくは、結婚の費用にと考えている。」

長女の積み立てと、今度は長男の積み立てで、二口の積み立てとなった。
この積み立ての管理は、家内の担当にした。


次女の就職

次女の就職を準備しなくてはいけない時期がきた。

私 「次女に、ちょっと来て就職の話をしようか。」と次女を呼び寄せた。
   冒頭にも記したが、次女に短期大学のへの進学を勧めたが、断ってきたので、次女は就職の線で進むつもりとみていた。

私 「次女に向かって、そろそろ就職だな。どんな会社を希望しているの。」と聞く。
次女「うーん。???? しばらくの間なんの反応もない。」

私 「おい、どうしたんだよ。どういう業種を狙っているの。」と聞くが返事がない。
  「いってみな、多少お父さんもお前の就職の世話をするから。」と私が言うが、返事がない。
  「返事がないと、どうにも先にすすまないよ。」
次女 やっと、言葉が帰ってきた。
  「私ね、就職したくないの。」

私 「おいおい、就職もしない、短期大学にも行かない。」
  「では、どうするというの。」
次女「また、無言が続く。??????」

私 「今日は、このくらいにしておこう。」
  「2~3日したらまた聞くから、そのときに返事して。」ということで、この場を終わりにした。

どうも、次女の話しの中に、芯がないと感じた。

翌日、次女がまだ帰ってきていないので、長女に「先の次女との話合いの事の話をした。」

私 「どうも、次女の気持ちが解らない。何か聞いていることある。」
長女「私が思うのに、次女は就職もしないで家にいるつねりらしいよ。」

私 「では、何か稽古や習い事でもするつもりなの。」
長女「どうも、とくに何かやりたいということでもないらしい。」

私 「次女を呼んで再度の話をすることにした。」「就職先に目安が付いたたかね。」
次女「私はね、就職したくないの。」

私 「では、何か習い事をしたいの。」「それとも、短期大学に行く気になったの。」
次女「ちがう。家に居たいの。」

私 「それは、我が家では、許されないよ。」
次女「うーん、こまったな。でまた無言?????」

これは、大変だぞ。どうすればいいのだ。大部永くなたので、この「結末」は次回にする。

次回は、次女の就職 2 とする。