昭和63年(1988)私が58才窓際族になった時の話である。
窓際族になって、特に指定さた仕事も持たず、上司からの指示も特別なかった。
ただ、業務全体を見ながら職場全体の指導と改善に心がけてもらいたいと担当常務から言われていた。
今までとは違い「窓際族は時間がたっぷりある。」何かテーマを持って取り組んでいないと、頭も体もボケてしまうと思った。
それまでは、仕事で「ワープロ」を3年半ほど毎日のように操作していたので、窓際族になったこの際に「パソコン」をと軽い気持ちで勉強する気になっていた。
ところが、初めての「パソコン」に取り組んだのはいいが「ワープロ」とは大違いで「パソコン」の電源を入れるだけでも大変。
いざ、画面が現われてもどうしていいのかチンぷんかんふん。
これはダメだ。「ワープロ」を操作するようなわけには行かない。勉強の仕方を変えなければ拙いぞ。
そこで、日曜日に大手の本屋さんに行って「パソコンの手引き初歩本」を買ってきて勉強することにした。
こんなことで、下記が私が「パソコン」の勉強を独学で、3か月を勉強のため費やした結果である。
前回は、こんなことを書いてきた。その本による勉強結果の概要は次の通りである。
1.桁(縦の行)
2.行(横の行)この二つの画面上の位置が「表計算ソフト」では大切なのだという事。
3.四則計算(+・-・×・÷)を使って命令をかければ「パソコンが計算」してくれる。
4.索引(多くのデータの中から、同じデータを探して画面上に表示してくれる。)
5.時系列・データーの取り込み。
(パソコンを上手に使う前提として、データーを、年次・日別・時間別・
そのたを集めてパソコンに入力しておく。)
6.統計(棒・円・線)などにして画面に表示してくれる。
7.判断する。(パソコンに判断する機能があること。IFを活用し判断させる。)
8.以上が10日間かけて勉強アウトラインである。
と、前回のまとめで書いた・
《再びパソコンに取り組む》
1.さて、前回よりも「パソコン」に対する理解もかなり進んだので、
何とかスムースに進むものと期待をこめて「パソコン」の電源をいれた。
2.しかし、そうは簡単ではなかった。「パソコン」の画面を見てまずは「四則計算」
をやって見ることにした。
3.例題として。数値を1から10まで(桁・縦の行)に入力し、合計の計算をさせた。
4.パソコンのテキストによると、合計の外に(平均値・最小値・最大値)も命令をかければ表示されるとある。
5.私の頭の中では、こんなことは「簡単」だの思いでパソコンに向かうが、画面は何の反応も示さない。
6.数値の入れる場所(桁)が拙いのか。
7.命令のかけかたが悪いのか。
8.私には、判断できない。パソコンに馬鹿にされたまま今日一日が終わる。
9.自分の机に戻って、「手引き」を開いて見るが原因となる箇所が見つからない。
《パソコンに馬鹿にされる。》
うーん。何とかパソコンが動いてくれないかの希望も虚しく力なく帰宅する。
頭の中は、「まつ白」これでは素直に寝られない。
寝ながら、「あれかな・これかな」と考えるが、ヒントらしきものが浮かびあがらない。
《諺・下手な考え休むに似たり。》
(よい考えも浮かばないのに、いくら時間をかけて考えても無駄なことで、休んでいるのと同じで時間の浪費でしかないということ。碁や将棋で下手な者の長考をからかって言う言葉。)
もう少し、勉強が足りない。「なにくそ」と思っても、《諺》通りである。
《さらにパソコンの教材を買い込む》
「下手な考え休むに似たり」では、拙いぞ。
どんな方法で打開するか。このフロアーには「パソコン」が解かっていて教えてもらえる人が一人も居ない。
だから、独学で勉強するときめたのではないのかよ。今更愚痴を言っても始まらないよ。
次の日曜日、都心の大手本屋にむかって「パソコン」の本を探しに再度出掛け、四冊ほど買ってきて、さらに勉強することにした。
買ってきた「パソコン」の本は次のようなものだ。言っておくが本代金は経費でなく常に自費でまかなうことにしている。
自費で、自分の所有物なら、①本に書き込みをしても、②アンダーラインしても、○場面によってはそのページを破りとってもいいからだ。
こんなふうに考えて買えば、一万円も使えばかなりの本が買えるぞ。本代はケチるなが私のやり方だ。
1.「表計算の実務」(表計算ソフトを使っての計算事例の説明)
2.「統計の取り方」(表計算ソフトをつかって統計資料の作り方)
3.「表計算とIF命令」(表計算ソフトを使っての分岐命令)
4.「できる・インターネット」(今回使うわけではないが、少し首を突っ込むため)
以上の四冊を買って来て再度勉強することにした。
先に買った本を加えると「表計算」の教材は、四冊となる。
そこで、最初に「表計算の実務」の本を最初に勉強することにした。
私の勉強法は、先にも使ったが、「パソコン」の電源を入れずに本に取り掛かることだ。
この方法で「実務」の本を一週間かけて読み勉強した。
さて、「パソコン」の電源が入ってソフトが上手く動くか。
この話は次回にする。
窓際族になって、特に指定さた仕事も持たず、上司からの指示も特別なかった。
ただ、業務全体を見ながら職場全体の指導と改善に心がけてもらいたいと担当常務から言われていた。
今までとは違い「窓際族は時間がたっぷりある。」何かテーマを持って取り組んでいないと、頭も体もボケてしまうと思った。
それまでは、仕事で「ワープロ」を3年半ほど毎日のように操作していたので、窓際族になったこの際に「パソコン」をと軽い気持ちで勉強する気になっていた。
ところが、初めての「パソコン」に取り組んだのはいいが「ワープロ」とは大違いで「パソコン」の電源を入れるだけでも大変。
いざ、画面が現われてもどうしていいのかチンぷんかんふん。
これはダメだ。「ワープロ」を操作するようなわけには行かない。勉強の仕方を変えなければ拙いぞ。
そこで、日曜日に大手の本屋さんに行って「パソコンの手引き初歩本」を買ってきて勉強することにした。
こんなことで、下記が私が「パソコン」の勉強を独学で、3か月を勉強のため費やした結果である。
前回は、こんなことを書いてきた。その本による勉強結果の概要は次の通りである。
1.桁(縦の行)
2.行(横の行)この二つの画面上の位置が「表計算ソフト」では大切なのだという事。
3.四則計算(+・-・×・÷)を使って命令をかければ「パソコンが計算」してくれる。
4.索引(多くのデータの中から、同じデータを探して画面上に表示してくれる。)
5.時系列・データーの取り込み。
(パソコンを上手に使う前提として、データーを、年次・日別・時間別・
そのたを集めてパソコンに入力しておく。)
6.統計(棒・円・線)などにして画面に表示してくれる。
7.判断する。(パソコンに判断する機能があること。IFを活用し判断させる。)
8.以上が10日間かけて勉強アウトラインである。
と、前回のまとめで書いた・
《再びパソコンに取り組む》
1.さて、前回よりも「パソコン」に対する理解もかなり進んだので、
何とかスムースに進むものと期待をこめて「パソコン」の電源をいれた。
2.しかし、そうは簡単ではなかった。「パソコン」の画面を見てまずは「四則計算」
をやって見ることにした。
3.例題として。数値を1から10まで(桁・縦の行)に入力し、合計の計算をさせた。
4.パソコンのテキストによると、合計の外に(平均値・最小値・最大値)も命令をかければ表示されるとある。
5.私の頭の中では、こんなことは「簡単」だの思いでパソコンに向かうが、画面は何の反応も示さない。
6.数値の入れる場所(桁)が拙いのか。
7.命令のかけかたが悪いのか。
8.私には、判断できない。パソコンに馬鹿にされたまま今日一日が終わる。
9.自分の机に戻って、「手引き」を開いて見るが原因となる箇所が見つからない。
《パソコンに馬鹿にされる。》
うーん。何とかパソコンが動いてくれないかの希望も虚しく力なく帰宅する。
頭の中は、「まつ白」これでは素直に寝られない。
寝ながら、「あれかな・これかな」と考えるが、ヒントらしきものが浮かびあがらない。
《諺・下手な考え休むに似たり。》
(よい考えも浮かばないのに、いくら時間をかけて考えても無駄なことで、休んでいるのと同じで時間の浪費でしかないということ。碁や将棋で下手な者の長考をからかって言う言葉。)
もう少し、勉強が足りない。「なにくそ」と思っても、《諺》通りである。
《さらにパソコンの教材を買い込む》
「下手な考え休むに似たり」では、拙いぞ。
どんな方法で打開するか。このフロアーには「パソコン」が解かっていて教えてもらえる人が一人も居ない。
だから、独学で勉強するときめたのではないのかよ。今更愚痴を言っても始まらないよ。
次の日曜日、都心の大手本屋にむかって「パソコン」の本を探しに再度出掛け、四冊ほど買ってきて、さらに勉強することにした。
買ってきた「パソコン」の本は次のようなものだ。言っておくが本代金は経費でなく常に自費でまかなうことにしている。
自費で、自分の所有物なら、①本に書き込みをしても、②アンダーラインしても、○場面によってはそのページを破りとってもいいからだ。
こんなふうに考えて買えば、一万円も使えばかなりの本が買えるぞ。本代はケチるなが私のやり方だ。
1.「表計算の実務」(表計算ソフトを使っての計算事例の説明)
2.「統計の取り方」(表計算ソフトをつかって統計資料の作り方)
3.「表計算とIF命令」(表計算ソフトを使っての分岐命令)
4.「できる・インターネット」(今回使うわけではないが、少し首を突っ込むため)
以上の四冊を買って来て再度勉強することにした。
先に買った本を加えると「表計算」の教材は、四冊となる。
そこで、最初に「表計算の実務」の本を最初に勉強することにした。
私の勉強法は、先にも使ったが、「パソコン」の電源を入れずに本に取り掛かることだ。
この方法で「実務」の本を一週間かけて読み勉強した。
さて、「パソコン」の電源が入ってソフトが上手く動くか。
この話は次回にする。