子育て・私流

子供を三人育て、孫も五人になった。
男親の私がどのように考え、子供や孫に接してきたかを書く。

目の付け方(金銭管理)結婚の準備 その9

2009年06月10日 | 我が家のつれづれ
私は28才「結婚が目の前にぶらさがっていた。」
20才でサラリーマンに転職して、勤めながら「夜間大學に通い」25才で卒業する。
中学生から、高校生、大學生と通算9年間夜間学校に通ったことになる。

同じ職場の同年は、マージャン・パチンコ・ダンスなどの遊びのキヤリアを積んでおり、
その仲間から私が「マージャンに誘われた」が、4年間の差が埋められずに、上がり方がわからずに、一つも勝てない。
結局終わった後での「全員の食事代」を私が負担する嵌めに。

ダンスも同じで「ダンスのステップがわからない」これもダメ。

やっと仲間と一緒に出来るのは、「パチンコ」ぐらい。
当時のパチンコは、「親指で一つひとつ弾くやつである」

《逆に金の懸かる遊びには無縁》
私の性格は、遊び事でも負けず嫌いだ。
パチンコを例に取れば、「勝てば辞められず」「負ければまた取り返したくなる」

誰でもおなじらしいが、ギャンブルについては、そこそこにして、次のハイキングの計画作りに励む。

《交際相手の父親によばむる》

或る日、交際相手の家に「夕飯を食べに来い」とよばれた。
どうも、二人の付き合いがわかって、私の身辺調査を内緒てでしてきたようだ。

本来なら、私のほうから、先に「ご挨拶に伺うのが筋だが」
我が家の、「親父は職人育ちで、ろくな挨拶も出来ない人である。」

こんな我が家の家庭内部も調べてあるようである。
後で聞いた話であるが、我が家の近所に彼女の家の同業者の人が居て何事もお見通しになっている様子。

《相手の家庭に数回呼ばれて夕飯をご馳走になる》

数回呼ばれて「夕飯をご馳走になるうちに」「結婚の話になる」
「結婚の準備はどのように、かんがえているのかね」と。

「何処に家を作るのか」
「子供は何人ほしいのか」

「本来その前に、貴方の家から、結婚の申し込みをしないとまずいぞ」
など、だんだん具体的な話になってくる。

当時は、男として「一つの家族の家を構える」というのが多かった。
私も我が家の近くにと思い土地を探すが。私の予算よりかなり高くて手が出ない。

《結婚資金は我が家の親に一銭も頼れない》

 A.土地を用意し。
 B.家を建てる。
 C.結婚式の場所を借りて式を上げる。
 D.新婚旅行。
 E.新婚家庭の家計管理の仕組みを作る。

少なくとも、以上のことを、自分ひとりでやり遂げることになるのだ。
遊んではいられないぞ。

私が我が家で、この話を親父にしたら、数日後に親戚筋の叔父さんを仲立ちに、相手の家に、ご挨拶をしてもらえることになった。

これで、結婚の準備が具体的に進むことになった。
さて、これからが大変。上記のA--Eのお膳立てである。