子育て・私流

子供を三人育て、孫も五人になった。
男親の私がどのように考え、子供や孫に接してきたかを書く。

子育て・私流 16 次女の進学と長男のホームステイ

2007年01月11日 | 60年前の戦争体験
19年1月11日の読売新聞朝刊に次の記事があったので紹介する。
(理想の子供の数は、3人が〔49,3%〕2人が〔36,2%〕)これでいくと我が家は理想な家族の数だが??。

長男 21才 大学3年生 卒業までふと1年。今年は来年の就職の準備期間。
長女 18才 私立高校3年生 今年卒業。短期大学か就職か迷っていた。 
次女 15才 区立中学3年生 今年卒業。 高校受験だ。

当時の私は、51才 (現在76才だ)

まず、次女の高校進学の受験をどうするかが、決まらなければ、我が家の中は収まりがつかない。

私 「次女と長女を呼んで、前回に言った①から④までの方法の話だが、どのような方向にしたら一番いいと思うかな。」(この時も、私と家内が長女
   の高校にお礼に行ったた話はしないでいる。)

私 「次女に、(中学で推薦された高校には行きたくないと言うが)自分の問題だから真剣に考えたのだろう。どのようにするのだね。」

次女 (わかんい????)  暫らく間をおいて  (私は、定時制高校でもいいと思ってる。)
長女 二人の話に割り込んで(私はね、ダメかも知れないけれど、私立高校を受験すべきだと思うな。)


私 ようし、このようにしょう。「先ず、私立の高校で受かりそうな高校を選択して受験する。」
  「私立の受験に失敗したら、定時制高校に通いながら、進学塾に通う。さらに、家庭教師も考えておく。」
  「一年間は、これで勉強し、二年目に私立高校に転入試験を受けて転入学する。」

私 「推薦してもらった公立高校を受験しないという以上、先ず私立高校に絶対受かってくれよ。」
  「次女に、少しの時間を惜しんで、いまからでも受験の勉強をしなさい。」

私 「長女に、私立高校で次女が試験に合格しそうな学校を二つほど選んでみてくれないか。たのむよ。」と頼む。


これから、次女の詰め込み勉強が数日続く。受験日までに何とか少しでも前進しろ、一日でもいい、いや数時間でもいいぞ、前え進め。この体験が大切なのだ。頑張れと心の中で叫ぶ。

親は、子供が少しでも悪い方向に進まないように。真面目で・素直な・心やさしい娘に育ってくれれば、この際進学の事は大目に見よう。
今回は、大分私も弱気になっている。


長女 (お父さん、次女の高校受験校は、こういう風にしたらと思うのだけど、どえかな)
私 「どれどれ、うーん、これなら良さそうだな。母さんと次女も呼んで相談しよう。呼んでくれ。」
私 「四人揃ったので言うが。次女の高校進学の事での相談だが、受験日と入学金の払込み日が重ならない高校で、通学もまずまずの所を2校選んできてくれた、私は、これでいいと思うがどうかね。」「この中に、長女が通っていた私立高校の名前もあったので、私は真っ先に賛成した。」
「感触的には、長女のいた高校のほうが受かる確立が高いと見ていたので。」「なんで、受かるのといわれても確たる返事は出来ないが。」


次女 高校受験の結論。

私立女子高校に、合格した。(私も望んでいた長女が通った高校だ)

私 「ありがとう。これで今夜もゆっくり寝られるよ。」
  「ただね、また、入学金と年間授業料の心配をしなければならない。気が思い。」


こんなことの、数か月あと、大学に通っている長男から相談が寄せられた。

長男 「お父さん、実はこの夏休を利用してアメリカにホームステイしたいと考えているのだけれど。」

私 「おいおい、やっと次女の高校入学が終わったばかりなのに、と思ったが口に出してはいえない。」「ほう、そうかいどんな内容なのかな。今日はダメたから明日にでも説明してくれ。」ということにした。

「一難去って、また一難」だ。
「頼むと頼まれては犬も木へ登る」か。

この話は、次回にする。