『大友氏一族の群像』アマゾン電子書籍紹介角川電子書籍
能直以降、中世を通じて豊後国守護職を保有。能直と2代親秀の庶子らは、各各地頭職を得て豊後を中心に下向土着した。惣領家も、3代大友頼泰(1222~1300)のとき蒙古来襲に供えるために下向し、豊後高田府に守護所を定めた。6代貞宗(?~1334)は、少弐貞経と共謀して鎮西探題赤橋英時を滅ぼした。南北朝には基本的に足利方に属し、在地領主層には家督継承を廻り大友親綱、または16代大友政親(1444~1496)と17代大友義右(1484~1496)などの間で内紛が生じるが、戦国期に入っても20代義鑑が家督問題で、家臣に襲撃され死亡している。それを「大友二階崩れの変」。子の21歳の大友義鎮(大友宗麟)の代には豊後・筑後・肥後・豊前・筑前の6各国の守護職と九州探題職を獲得し、全盛期を築くが、島津藩との軋轢が深く耳川合戦で大敗し、高城合戦でも大敗し衰退してった。また藩主の大友宗麟はキリシタン大名で有名、家臣団との間で反キリシタン派との対立内紛を抱えていた。22代大友義統は豊臣秀吉から豊後一国を安堵されるが、文禄の役で苦境に有った小西行長を助けなかったため秀吉に怒りを買い、徐封された。滅亡するが、子孫は江戸幕府の高家となる。
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