「歴史の回想」

人生は旅・歴史は時間の旅。川村一彦。

「前田氏一族の群像」アマゾン電子書籍紹介。BOOK★WALER電書籍

2019-09-29 05:13:33 | 温故知新
「前田氏一族の群像」アマゾン電子書籍紹介。BOOK★WALER電書籍
①江戸時代の外様大名家。祖先は尾張国愛知郡荒子城主。前田利家が織田信長に取りたてられ、豊臣秀吉の五大老となり徳川家康と並び立ったが、その後徳川幕府の下で加賀・能登・越中3国100万石余の外様大名として廃藩置県まで14代続いた。居城は加賀国金沢。利家の時から菅原姓を称したが定姓は未詳。秀吉から羽柴姓・豊臣姓を、徳川氏から松平姓が許され、利家は極官、官位は正三位、前田利長従三位、斉泰正三位で他は正四位下であった。元和2年(1616)加賀藩初代の五男利孝が上野国甘楽軍に入府、三代利常の隠居時に次男の利次に越中国一〇万石、三男利治に加賀国江沼郡に分知、江戸城詰め間は大広間、元禄二年(1689)から御三家並みの白書院。家紋は剣梅鉢。②加賀藩三代利常の次男前田利次寛永一六年(1639)越中国に10万石を分知されて富山城主となり、富山藩成立、廃藩置県まで13代続いた。官位は極官は代々十四位下、江戸城詰間は柳の間、従四位下に進めば大広間であった。③加賀藩3代利常の3男前田利治(1618~1660)寛永16年(1639)可が酷江沼郡に、7万石分知され、同郡大聖寺町に館を持ち大聖寺藩が成立。廃藩置県まで14代続いた。④加賀藩初代利家の5男前田利孝(1594~1637)は徳川氏に仕え、元和2年(1616)上野国甘楽郡に1万石余を領知として七日市に陣屋を構え、廃藩置県まで12代続いた。官位は十五位下であった。

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