「歴史の回想」

人生は旅・歴史は時間の旅。川村一彦。

「古代の群像・橘諸兄」アマゾン・グーグル・楽天・角川・電子書籍紹介。

2020-05-14 13:26:14 | 投稿済C

「古代の群像・橘諸兄」マゾン電子書籍紹介。
橘諸兄・橘佐為を始祖とする古代の名門貴族。736年(天平8年)に敏達天皇の系譜を美努王の子葛城王と佐為王が、臣籍降下し橘宿祢を賜わったことに始まる。橘性は兄弟の母県犬養宿祢三千代が708年(和銅元)元明天皇より橘宿祢を賜わったことに因む。737年の疫病により藤原四兄弟の死に後に、諸兄は左大臣・正一位となり政界を指導したが、藤原仲麻呂の台頭により辞任、失意のうちに757年(天平宝字元)に死去した。その直後、子の奈良麻呂も仲麻呂打倒計画したとして獄につながれた。9世紀、奈良麻呂の孫橘嘉智が嵯峨天皇の皇后となり仁妙天皇を産み勢力を回復した。子弟のために学館院を創設した。三筆の一人橘逸勢が、842年(承和9)承和の変ともあり、橘氏の勢力は檀林皇后の死後衰退していった。