「戦後日本の回想・S37年」マゾン電子書籍紹介。角川電子書籍・BOOK★WALKER電子」
昭和37年には世界は東西冷戦構造で、キュウバにソ連がミサイルを持ち込もうと画策し密かに輸送するところ察知を米国したケネデー大統領は大西洋で待ち伏せて攻撃の宣言し「一触即発のキュウバ危機」が勃発、英国の執り成しでソ連船が引き返し事なきを得た。日本の政界では創価学会の公明党が結成され、社会党江田書記長が江田ビジョンを提唱し、池田首相の「国つくり」を提唱し、社会党の左右の対立は根深いものがあった。高度成長時代に求人難から「青田買い」と国産の旅客飛行機YS11が成功し、13キロに及ぶ北陸トンネルが完成した。また青年冒険家堀江健一氏が単独太平洋を横断に成功し世間を驚かせた。また世界最大の巨大タンカー13万トンの日章丸が進水し工業を支えるエネルギーを確保した。また薬害のサリドマイド事件が起き社会問題になった。庶民の娯楽では「てなもんや三度笠」や「無責任時代」などが人気を博した。