身近な自然 Dr.珍(デジカメ自然観察)

 デジカメを通してふれた、身近な自然

マメコガネ

2007-07-30 20:26:14 | 昆虫


 ジャパニーズ・ビートルと呼ばれ、海外で猛威を振るったといわれる、マメコガネも、地元ジャパンでは、イマイチ目立たない存在であるような気がします。ほら、こんな所で枝から落ちそうになっているし。しかし、今年はあまり、数を見かけないような気がします。梅雨明けが遅いためでしょうか?明日あたり明けるのではないかという期待を込めて、テンプレートを、取り替えてみました。

ショウリョウバッタ謎の死

2007-07-29 16:39:30 | 昆虫


 エントモファガ・グリリとかいう、一度どこかにメモっておかないと、再び口に出来ないような名前の糸状菌に冒されたショウリョウバッタです。この菌に冒されると、早朝に葉や茎を登りはじめその日のうちに絶命するといわれています。高い所に登るのは、菌を撒くためであるとか。菌がバッタにその様な行動をとらせるしくみは、解明されていないようですが、自然界には、不思議がまだたくさんあります。これを書いているうちに、ハリガネムシに寄生されたカマキリが水辺に導かれることを思い出しました。関係は、ないでしょうが、似たような現象だと感じたもので。

交尾拒否

2007-07-28 21:36:29 | 昆虫


 スジクロシロチョウがひっくり返って、腹部をくの字に曲げています。これが、交尾拒否の態勢です。



 ♂がアタックしてくると更に曲げて、拒否の姿勢を貫きます。交尾済みの♀は、交尾を拒みます。その姿は、「私のことは諦めて、次の相手を見つけて下さい。」と言っているように見えます。

アブラゼミ羽化

2007-07-27 23:10:10 | 昆虫


 幼虫は、結構出ていましたが、高く登ってしまうものが多かったです。



 この個体も公園の他のポイントを探しているうちに、



 この様な姿になっていました。風の影響でしょうか。もう、こうなってしまったら、掴まる力もありません。その他、アリにたかられる者、散歩の人に踏みつぶされる者など、成虫への道のりは、厳しいものが、あるようです。また後日、ねらってみたいと思います。

カワセミ幼鳥

2007-07-18 20:37:31 | 野鳥


 カワセミの幼鳥が元気に飛び回る姿が見られるようになりました。全体的に色が褪せたような感じで、足の色が黒っぽいのが特徴です。



 比較で、繁殖期に入る前の成鳥♂です。青と腹部のオレンジ色が、きれいに出ていて、足も赤い色をしています。
 最近、幼鳥の姿をよく見かけるので、成長を見守っていきたいと思います。

キジバト相互羽繕い

2007-07-17 22:34:44 | 野鳥


 今日は、肌寒かったので、少し暑くなる話題で。



 お互いに羽繕いを手伝うことによって、親愛の情を深めているように見えます。



 交代です。





 また交代。





 ごちそうさまでした。キリがないので、これくらいにしておきましょう。






ヘルパー

2007-07-15 08:12:01 | 野鳥


 折角の三連休ですが、撮影に出られないので在庫から、バンの子育ての様子を紹介したいと思います。これは、先に生まれたお兄ちゃんお姉ちゃんが弟分の面倒を見ているところです。まっくろくろすけの様な弟分たちは、お兄ちゃんお姉ちゃんが大好きで、後を付いて歩き、時々餌をもらったりしながら色々なことを学んでいきます。



 時には、突然水浴びをはじめたりして、こんな洗礼を受けたりしますが・・・



 やっぱり、お兄ちゃんお姉ちゃんが大好きなようです。野鳥で、親以外で雛の世話をする鳥を、ヘルパーといいます。身近な鳥では、エナガ、オナガなどでヘルパーが観察されていますが、その関係は、明らかではないようです。バンの場合は、先に生まれた第一子が第二子の面倒を見ています。
 雨が強くなってきました。撮影は、無理でしょうが、めだか池の様子をあとで見にいきたいと思います。


親子で過ごす時期

2007-07-08 13:06:08 | 野鳥


 スズメの幼鳥の特徴は、成鳥にくらべて、全体的に色が薄く、顔の黒い斑もうすくなっています。それからクチバシの付け根が黄色くなっています。



 親子で過ごすこの期間、幼鳥は、独り立ちする術を学んでいきます。



 一緒に行動して餌の採り方を勉強中。



 ついさっきまで、おねだりをしていたのに、早くも自分で餌を採ることを覚えた様子です。