身近な自然 Dr.珍(デジカメ自然観察)

 デジカメを通してふれた、身近な自然

第一号ノコ蛹になる

2005-07-31 23:30:02 | 飼育・観察
 私の飼育第一号のノコが昨日蛹になりました。いわゆる『水牛』と呼ばれる、大型歯の♂でした。



 思い起こせば一年前、卵で回収して八月四日に孵化した第一号ノコ。



 もうすぐ誕生日です。



 しかし、今日他の幼虫をチェックしていて、もっと前に蛹になっていたとみられる蛹を発見。



 ノコ♀です。目が黒くなっています。一号の成長に気をとられて全く気がつきませんでした。
 ノコギリクワガタは、休眠期間が長いので、間もなく羽化しても蛹室の中で冬越しして、本格的な活動は、来年の夏になると思われます。
 

アブラゼミ羽化

2005-07-29 06:06:17 | 昆虫


 まずは、生きている幼虫探しからはじめます。今の時期日没後、日中抜け殻があった公園などに行けばほぼ確実に歩いている幼虫を発見出来ると思います。



 お気に入りの場所をみつけると、しばし静止した後背中が割れはじめ羽化開始です。静止してから一時間以内に始まることが多い様です。





 ほぼ上体が出ました。この態勢から上体を起こし前足で殻につかまります。



 羽が少しづつ出てきました。



 

 ほぼ完了。この後、羽が体側に沿うように閉じていき、色がアブラゼミの色に変わって終了です。ご家族の同意が得られれば、捕まえた幼虫を部屋に放し、カーテンなどに這わせて観察する事も可能です。
 撮影中、感心をもった人が集まってしまい、チョットしたミニ観察会になってしまいました。

クモタケ

2005-07-25 06:51:12 | 植物


 チョットわかりにくいかもしれませんが、トタテグモという自分の巣にフタをするクモの巣のフタを持ち上げて出てきています。



 今が発生のピークなんでしょうか、全部で五本ほど見つけました。巣は、ばらしませんでしたが、掘っていくと菌にとりつかれたトタテグモが出てくるハズです。

ニイニイゼミ

2005-07-19 06:07:39 | 昆虫
 

 桜の木で羽化して間もないニイニイゼミを見つけました。



 近くに抜け殻がありました。これから出てきたのだとおもいます。



 抜け殻にしてもニイニイゼミにしても、桜の樹肌にまぎれて判りにくい色をしています。からだも固まらず、まだ全体に白い色をしています。羽も胴体からまだ離れています。飛び立つまでにはまだ時間がかかりそうです。