戸山の日々

東京の大学に勤務する教授の日常を綴る
  うつりゆくよしなしごとを書きつくる
       ブログの文の狂ほしきかな

東京松屋本店営業再開

2007-12-11 | Weblog
月1回の痛風の通院日である。
血糖値や肝臓の価は至極良好で、
ただ血圧の下方が少し高かった。

薬局の待ち時間に、向かいの書店で、
『古き良き東京を食べる』(晶文社)ほかを購入。
J.C.オカザワの非常に辛口なガイドブックだ。

京王百貨店の鳩居堂に立ち寄ろうと、
エレベータを降りた途端に、
洒落た手拭に目が留まった。
お正月らしい華やかな柄だ。
どこかで見たような…と思ったら、
奈良の「中川政七商店」のショップ「遊中川」が、
最近京王に出来たということだ。
奈良晒のお店である。
手拭に目がないんですよと女店員さんに話しかけながら、
1枚購入する。1,050円也。
鳩居堂では葉書を何枚か買った。

大江戸線で牛込神楽坂に移動し、
毘沙門さんの前の郵便局で振込みをした後、
移転した「東京松屋本店」へ行く。
以前のお店は「五十番」の支店になっている。
新店舗は「大〆」の隣だ。
12月8日から営業を再開する旨の葉書をもらったので、
早速訪ねた次第。
葛菓子と法論味噌を買う。

13:00から某委員会なので少し時間がある。
昼食は「五郎八」で天せいろにする。
検査のため朝食を抜いているからな。
で、客が少なかったので、
燗酒を1本頼んだのがいけなかった。
たちまち回ってしまい、会議までに醒めるかしら。
「Cafe Goto」でコーヒーを飲み、酔いを醒ます。
マスターの後藤さんに、もう大学は仕舞いですか?と尋ねられる。
とんでもない!12月25日までは仕事があるんですよ。

委員会は結構面倒な問題があった。
でも、教務主任と委員長が上手に捌いて行く。
そこでS教授とM前調査役からいただいた、
先日の「石ばし」でのスナップ写真をこっそり見ていたら、
やば!委員長の元の奥さんが…5人の中の紅一点だったのだ。(汗

委員会が終わって中央図書館の特別資料室に電話する。
G書店からブツが届いてますぜとのことで、
「はしるはしる」(更級日記?)図書館へ跳んで行く。
まずは新調査役に東京松屋本店の葛菓子を進呈。
特資の皆さんで召し上がってくださいと言っておく。

掛軸は既にかけてあった。品の無い表装だなあ。
でも本紙はすばらしい!
自分で購入して10年くらい手元に置いておきたい気がする。
鎌倉時代のTの自筆。背筋がゾクゾクする。
私は筆跡フェチなのかなあ?
さてさて高額資料の購入申請を作らなくては。
こういう仕事は大歓迎。

夕刻は帝国ホテル特別顧問の
中島宝城先生の執務室で行われる、
打ち合せに参加する約束になっている。
日比谷に向かった。
帝国ホテルの前でHさんに出会い、
一緒に案内を乞う。

他のメンバーも揃い19:00近くまでミーティング。
中島先生にも東京松屋本店の葛菓子を差し上げた。
しかし、さすがは谷蟆の執務室だ、
蛙のアイテムと、バリ島の絵画が山のように飾られている。

19:00過ぎからは「中国飯店」で食事会。
紹興酒を飲みすぎた。

Love先生はラジオの人生相談の収録の帰りだった。
最近気力減退著しくて…と私も人生相談する。
Love先生によれば、要するに睡眠不足なんだそうだ。
でも私は極端な朝方人間だから、それはとてもよいことだという。
水の近くで心を癒すのもよいとか。
神田川で水垢離でもしようかな。
それと、男の更年期ということもあるらしい。
なるほど、この前もキャンパスで配っていたコンドーム
私には渡して貰えなかったからなあ…

帰宅して荊妻にそのことを話したら、
バカ!と頭を殴られた。