諸々雑記メモワール

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食の数字は語る 57万9千トン レタスの史上最高の収穫量(平成25年産<2013>)

2015-09-16 22:19:09 | 日記

免疫力を高めるといわれるレタスの公式の生産統計は昭和38年産からである。この年の収穫量は2万9千トンで,現在の20分の1であった。食生活の洋風化などを背景に逐年増大する需要に対応し,生産も増加基調を続け,23年後の61年には50万500トンと50万トンの大台を超えた(38~61年の年増加率:13%)。その後は55万トン前後で推移している。25年産は収穫量(579,000トン),単収(2,720kg/10a)ともに史上最高を記録した。

26年産は57万7,300トンであった。

 

 主な都道府県の収穫量は下図の通りである。長野県は県東部にある南佐久郡川上村(標高1000mを超える高冷地),群馬県は県南西部にある旧岩井市(現坂東市岩井)が産地として知られる。

 ここで,家庭内での消費状況を『家計調査』(昭和40年1月から品目別調査開始)をみてみると,下図の通り,堅調に推移しており,今後も需要の伸びが期待できそうである。なお,11年以前は農林漁家世帯を除く結果,12年以降は農林漁家世帯を含む結果である。

  都市別にみると,上位に関東地方の都市が多い。最多購入量(相模原市:2,676g)と最少購入量(福井市:1,204g)とは2.2倍の差で,最多と最少の都市が奇しくもブロッコリーと同じである。また,変動係数もブロッコリー(18.1%)とほとんど同じ18.0%である。価格の最高値(仙台市:52.21円/100g)と最低値(産地県の長野市:32.22円)とは1.6倍の差,変動係数は9.6%である。

 

 


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