諸々雑記メモワール

諸事,気にとめたことなどを書きしるしたいと思います。

少子化対策は見直すべきではないか

2009-08-28 22:17:04 | 日記
 世界人口70億人突破を目前に控え,これ以上の人口増加は,世界の均衡ある発展を妨げると思う。そのような中,日本は少子化対策に力を入れているが,長期的にみた場合,良い政策とも思われない。

 労働集約的業種が減少し,省力化が進展する中で,大学を卒業しても,定職につけない時代に入った。今後,この傾向はますます顕著になるものとみられる。
 
 誕生した子供に定職を与えることができない時代に入ったのである。

 8月28日発表の総務省の7月の完全失業率は前月に比べ0.3ポイント悪化し、2003年4月などに記録した5.5%を上回り,過去最悪の5.7%を記録した。

 男女別では,男性6.1%で0.4ポイント悪化。一方,女性5.1%と0.1ポイントの悪化。
 
7月の完全失業者の数は,ほぼ静岡県の人口(379万人)に匹敵する359万人と9カ月連続の増加で,去年の7月に比べ和歌山県の人口(104万人)と同じ103万人増加した。

 今後,経済が回復したとしても,これらの方々に満足する職場を与えることは難しいと思われる。日本は過剰人口問題に真剣に取り組まなければならない時代に入ったといえよう。

 以上のようなことからも,現在の政策の柱となっている少子化対策は,新たな観点から見直す必要があるのではないかと思われる。
 

食料自給率は自動的に上がる

2009-08-24 17:20:05 | 日記
食料自給率低下の最大要因は輸入品に依存した食生活にある。現在の食生活パターンを変えない限り,自給率を上げることはほとんど不可能であるといえよう。

現在の食生活が維持されているのは,豊富な外貨資金があるからだ。しかし,外貨資金を稼いでいる我が国の主幹産業の国際競争力は,このところ急激に低下している。このため,早晩,外貨不足で食品の輸入が制約される可能性は高いといえよう。

その時,どうするか。国内の農業生産を上げざるをえない。国内には,埼玉県の面積に匹敵する遊休農地があり,稲作の潜在生産力も極めて高い。食の消費構造も変わらざるを得なくなり,食料自給率は自動的に上がって行くものとみられる。

世界の人々が全員日本に集合したら,どれ位の面積が必要か 

2009-08-23 14:33:31 | 日記
2008年の世界の総人口は67億5千万人。その年平均増加率は1.18%といわれているので,2年後の2011年には約70億人になる。この人達が全員日本に集まったと仮定する(1人当たりの面積1平方メートル)と,千葉県の面積に東京都面積の約85%を加えた面積を必要とする。
  
 算出根拠:千葉県の面積 51億5660万平方メーター
      東京都の面積 21億8758万平方メーター

ところで,1平方メートル当たり4人(50cm四方に1人,ほぼ満員電車並み)とすると,東京都の面積の約8割を埋め尽くすこととなる。

蓼科山で「おこじょ」に出会う

2009-08-21 14:16:54 | 日記
平成21年8月15日,「おこじょ」という動物を初めて見た。本州では当たり前かもしれないが,九州出身者にとっては聞いたこともない名前だ。

蓼科山(標高2530m)の下山途中,中腹で,若い男女が,小さな穴に入ったり,出たりして敏しょうに動き回る小動物をながめていたので,なんという動物か,たずねたところ,「おこじょ」と教えてくれた。

静止画では動きが早くうまく撮影できなかったので,動画に切り替えようやく動きの一端をとらえた。

実に愛らしいかわいい動物だ。リスの仲間かと思い,帰宅後,早速,インターネットで調べてみたところ,イタチ科の哺乳類で,自分より大きいネズミやカエルなどを食べる肉食系だという。

 初めて参加した蓼科山登山,七合目一の鳥居登山口(1903m)から往復4時間30分,難業の岩場の多い危険な登山であったが,「おこじょ」に出会ったのは忘れがたい収穫の一つであった。また,「おこじょ」に会いに行きたいものだ。

「おこじょ」の生態や行動を知るには,長野県志賀高原で長年にわたり観察を続けている野紫木洋(やしき・ひろし)氏の『オコジョの不思議』(どうぶつ社)が好著である。
同書などによると,オコジョの特徴は,次の通り。
 
  *氷河期の生き残り
  *生息数は減少傾向にあり,希少種に指定され,狩猟が禁止されている
  *短足胴長,全体に丸い感じで,とても可愛い
  *バネのように弾む跳躍力を有し,歩くことはないようだ
  *北海道と本州中部以北の高山帯に生息し,簡単には出会えない
  *森の妖精
  *縄張りを有する(30~40ha?/1匹)
  *夏と冬に換毛し,夏は背面が茶色で腹部が白色であるが,冬は全身が白一色となる。尾先は年間を通じて黒い。

同じ薬なのに何故,薬代が異なるのか

2009-08-16 23:07:56 | 日記
病院で高血圧の治療を受けているが,毎回,薬代(院外処方)の計算の基となっている点数が異なっている。

その原因は,算出根拠となっている薬剤技術料,薬学管理料,薬剤料が異なっていることだ。何故,同じ薬の投薬を受けながら,点数が異なるのか不思議でならない。

例えば,テノーミン(1日1錠25g,90分)の場合,次のような内訳になっている。

       薬剤技術料,薬学管理料,薬剤料,合計(点)
平成20年8月     119     22   560  701  
平成20年11月     77      -    630  707

平成21年2月 117 30 630 777
平成21年5月 77 -  630 707

疑問点は薬剤技術料や薬剤技術料は何をもとにして算出しているのか,また薬剤費というものは,一挙に12.5%もアップするものなのか,薬局に尋ねてみようと毎回思うのだが,億劫になってなかなか聞けないでいる。