世界人口70億人突破を目前に控え,これ以上の人口増加は,世界の均衡ある発展を妨げると思う。そのような中,日本は少子化対策に力を入れているが,長期的にみた場合,良い政策とも思われない。
労働集約的業種が減少し,省力化が進展する中で,大学を卒業しても,定職につけない時代に入った。今後,この傾向はますます顕著になるものとみられる。
誕生した子供に定職を与えることができない時代に入ったのである。
8月28日発表の総務省の7月の完全失業率は前月に比べ0.3ポイント悪化し、2003年4月などに記録した5.5%を上回り,過去最悪の5.7%を記録した。
男女別では,男性6.1%で0.4ポイント悪化。一方,女性5.1%と0.1ポイントの悪化。
7月の完全失業者の数は,ほぼ静岡県の人口(379万人)に匹敵する359万人と9カ月連続の増加で,去年の7月に比べ和歌山県の人口(104万人)と同じ103万人増加した。
今後,経済が回復したとしても,これらの方々に満足する職場を与えることは難しいと思われる。日本は過剰人口問題に真剣に取り組まなければならない時代に入ったといえよう。
以上のようなことからも,現在の政策の柱となっている少子化対策は,新たな観点から見直す必要があるのではないかと思われる。
労働集約的業種が減少し,省力化が進展する中で,大学を卒業しても,定職につけない時代に入った。今後,この傾向はますます顕著になるものとみられる。
誕生した子供に定職を与えることができない時代に入ったのである。
8月28日発表の総務省の7月の完全失業率は前月に比べ0.3ポイント悪化し、2003年4月などに記録した5.5%を上回り,過去最悪の5.7%を記録した。
男女別では,男性6.1%で0.4ポイント悪化。一方,女性5.1%と0.1ポイントの悪化。
7月の完全失業者の数は,ほぼ静岡県の人口(379万人)に匹敵する359万人と9カ月連続の増加で,去年の7月に比べ和歌山県の人口(104万人)と同じ103万人増加した。
今後,経済が回復したとしても,これらの方々に満足する職場を与えることは難しいと思われる。日本は過剰人口問題に真剣に取り組まなければならない時代に入ったといえよう。
以上のようなことからも,現在の政策の柱となっている少子化対策は,新たな観点から見直す必要があるのではないかと思われる。