諸々雑記メモワール

諸事,気にとめたことなどを書きしるしたいと思います。

食の数字は語る 2万4,485トン エビ調整品(水煮後冷却)の史上最高の輸入量 (平成24年<2012>)

2015-07-29 13:14:29 | 日記

 回転寿司のすしネタなどに利用されるエビ調整品(シュリンプ及びブローンを水または塩水で煮た後に冷却したもの)は旺盛な需要に支えられ,平成21年には2万トンを超え,24年には史上最高の2万4,485トン(278億円,1,134円/kg)を記録した。26年は輸入価格の上昇等で2万95トン(380億円,1,891円/kg)にとどまった。主な輸入先はタイ(42.4%),ベトナム(38%),中国(6.7%)で,近年,ベトナムのウエイトが高まってきている。

 


食の数字は語る 5万306トン  エビ調整品(米を含まず)の史上最高の輸入量(平成24年<2012>)

2015-07-28 12:20:01 | 日記

 フライ用パン粉付きエビなどのエビ調整品の輸入量は,業務用需要の増大などを背景に増大してきた。平成17年に5万16トン(380億円,759円/kg)と初めて5万トンを記録した後,24年に5万306トンと史上最高の輸入量(350億円,695円/kg)を記録した。

26年は3万6,871トンで,円安の影響等で単価(990円/kg)が上昇し,輸入金額は過去最高の365億円であった。主な輸入先はタイ(44.8%),ベトナム(30.4%),インドネシア(14%),中国(9.5%)。

 

 


食の数字は語る 125万2,606トン バナナの史上最高の輸入量(2009年〈平成21〉)

2015-07-27 15:28:05 | 日記

「バナナダイエット」ブームを背景に増加。輸入金額は944億円(75.4円/㎏)。フィリピン産が1,159,128トンで92.5%占める。2位はエクアドル産(61,677トン,4.9%)。輸入自由化は1963年(昭和38)4月。果物の中では最も安く,手軽に食べられることもあり,1972年〈昭和47〉には早くも106万3,000トンと100万トンの大台を突破。その後,産地の不作等で減少した年もあったが,堅調な需要に支えられて平成12年以降は100万トン前後で推移。

ところで,日本へ初めて輸入(移入)されたのは1903年(明治36)。台湾・基隆(キールン)の日本人商人が台北産を持ち込んだ。大量に輸入されるようになったのは1908年(明治41)以降である。

  

輸入価格(円/㎏)と購入価格(家計調査,平成12~26)の関係をみると,購入価格は,輸入価格の1.2倍に流通経費など(140円)をプラスしたものとなっている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


食の数字は語る 1425万7千トン  水稲の史上最高の収穫量(1967年産〈昭和42〉)

2015-07-27 12:22:19 | 日記

昭和42年産米は好天に恵まれ,10a当たり収量は453㎏(作況指数112),作付面積は314万9千ha(四国の面積<182万9.7千ha >の1.72倍に相当)とともに過去最高を記録した。水稲に陸稲(195.8千トン)を加えた水陸稲収穫量も1445万3千トンと史上最高を記録した。その後も収穫量は高水準を保ったため,供給が需要を大幅に上回ることとなった。このため,昭和45年から減反政策が実施されることになり,現在まで続いている。

 平成26年産は,収穫量は843万5千トンでピーク時の40.8%減,作付面積は157万5千ha(四国の面積の86%)で50%減少したが,10a当たり収量は536㎏で18%増加した。